いのちのいろえんぴつ

| 2011年8月20日

「いのちのいろえんぴつ」 詩/絵 豊島加純 絵/マイケル・グレイニエツ 文/こやま峰子 この本は、本当におきたことをもとにして作られた創作絵本。 豊島加純さんは、10歳のときに脳腫瘍を発病。家庭科教諭の小山内美和子先生か […]

水木しげるさんとぼく

| 2011年8月19日

小さい頃から、水木しげるファン。 ゲゲゲの鬼太郎なんて、「墓場の鬼太郎」として「ガロ」(だったと思うが)に初登場したときから知っている。 テレビでは、「悪魔くん」の実写版の時代。 NHKの朝ドラの世界は、ぼくのリアルタイ […]

「ポケットに名言を」

| 2011年8月18日

寺山修司さんを知っているかな。 僕らが若い頃、この詩人の独特の感性に惹かれる者達は多かった。   「家出のすすめ」「書を捨てよ、街へ出よう」「さかさま恋愛論講座」 「地球をしばらく止めてくれ、ぼくはゆっくり映画 […]

今野敏は「ハンチョウ」だけじゃない

| 2011年8月17日

テレビドラマのシリーズ化によって、今野敏さんの作品は知れ渡った。 なんか残念。神南署シリーズは、全部持っていたのに。 大勢が知ってしまうなんて。   ところで、同じ作者に 「STー警視庁科学特捜班」のシリーズが […]

本多勝一を知っていますか

| 2011年8月16日

反骨のジャーナリスト、本多勝一さん。 一時こって、たくさん読んだ。   論理に説得力があり、思想的には過激すぎて賛同できないところもあるが、自分の論理的な思考を育むには良かったと思っている。   その […]

終戦の日に

| 2011年8月15日

きょうは特別な日だ。 終戦記念日。   今日は静かな漫画を紹介する。   こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」 8月5日に「この世界の片隅に」という広島を題材としたテレビドラマ(北川景子・小出恵介)が […]

小松左京逝く

| 2011年8月14日

神戸出身の偉大なSF作家、小松左京さんが亡くなられた。 「日本沈没」など、さまざまな作品で、まるで今のことを予想していたかのような眼力と調査力を発揮していた。   ぼくは若い頃から短編集が好きで、最近は買ってい […]

「けしごむくん」

| 2011年8月13日

本屋をぶらぶらしていると、ときどき面白い本に出会うことがある。 住吉のジュンク堂で見つけた本。 特に注目された本ではないが、子どもを引きつける魅力のある絵本だった。   「けしごむくん」二宮由紀子 作  矢島秀 […]

思春期 5 「名前をうばわれたなかまたち」

| 2011年8月11日

さて、思春期の子どもたちの実態の話をしましょう。 まずは、コンサマトリー。そこに、コンサマトリーの定義を書きました。 (引用なので、略) 一言で言うと、「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」状態なのです。ものごとの善し悪し […]

親切な地主さん

| 2011年8月4日

「エルシー・ピドックゆめでなわとびをする」のエリノア・ファージョンは、児童文学に確固たる信念を持った作家である。 僕がいろんなところで紹介しているのが、「ムギと王様」。 これは分厚い本だが、オムニバスだから、一つ一つの話 […]