最後の授業

| 2012年3月15日

ドーデの「最後の授業」は、 アルザス・ロレーヌ地方の複雑な状況を背景に読まないと分からない。 単純に「フランスばんざい」とさけぶ先生の姿に感動していてはいけなくて その地方の方々の多くは、母語がドイツ語であり 必ずしも侵 […]

「癒される」という言葉を教える

| 2012年3月11日

「スーホの白い馬」の最後の場面。 この日は、馬頭琴を聴きながら、考えさせた。 「馬頭琴をひくスーホの気持ちを考えよう」 子どもたちは、かなしみ苦しみだけでなく< 思い出す楽しさと いっしょにいるような気持ちが 心地 […]

すっきりしたあー

| 2012年1月26日

今日は参観日。 最後に、どうしてもおうちの方にも観ていただきたい授業をした。 なんだか、すごい緊張感が参観の方から伝わってきて 少しやりにくいスタートだったが、 子どもはのびのびしていたので、 緊張感が良い方向に向かった […]

おとのちがい

| 2012年1月16日

国語の授業。 今日は、音のちがいの学習。   「池に石が落ちたときの音は、どんな音かな。」 と、聞いたら、「それだけじゃ答えられないー。」と、かえってくるかと思っていたら、 「ドッボーン」 「バッシャーン」 「 […]

人物設定の重要性

| 2011年12月22日

「わたしはおねえさん」という物語を学習している。   文学教材でまず一番に大切にしているのは、 登場人物の人物設定である。 これについては、拙著「多賀一郎の国語の授業の作り方」(黎明書房)を見てほしい。 &nb […]

鍛錬遠足

| 2011年11月25日

ハードな鍛錬遠足だったが、 子どもたちは思ったよりも元気だった。   風吹き岩から保久良神社へ向かう長い石段。 歩きにくい石段を下りていくとき、 子どもたちが突然、アーノルド・ローベルの「お手紙」を群読し始めた […]

読み取りには3つしかない

| 2011年11月23日

清水先生が、今井鑑三さんの読み取りの話をして下さった。   「読み取りには、三つしかない。 心情を読む。 状況を読む。 情景を読む。 の、三つである。」   なるほど、それはよく分かる。 この三つをご […]

授業をどうつくるかという議論

| 2011年11月22日

東風の会で、若い先生の授業づくりについて話し合われた。   その中で「一人学習」について、僕が語ったことは、 僕自身はあまり「一人学習」という形でしないということ。 それは、全ての学習は本来一人でするものだとい […]

音読大会

| 2011年11月15日

音読大会をした。 4人ずつのグループで、物語文を音読する。   僕はこういうとき、子どもたちと一緒に採点する。 個人の採点はダメージになるおそれがあるが、 グループの採点は、それが少ない。   ① チ […]

昨日の答え

| 2011年10月27日

昨日のブログの答え。 もちろん、こういうものに正解というのはない。 それぞれの個性と哲学に応じて、貫けばよい。 でも、僕なら、どちらもCである。 大事にしているものは、何か。 それは、子どもの発言や書いたものを、 まずは […]