「癒される」という言葉を教える

Posted By on 2012年3月11日

「スーホの白い馬」の最後の場面。

この日は、馬頭琴を聴きながら、考えさせた。

「馬頭琴をひくスーホの気持ちを考えよう」

子どもたちは、かなしみ苦しみだけでなく<

思い出す楽しさと

いっしょにいるような気持ちが

心地よいこともあると分かっている。

「ひつじかいたちが、この馬頭琴を聴くと、つかれがとれると書いてありますね。

なぜ、つかれがとれるのだろう。」

子どもなりに考えていく。

それらを集約して、

「そういう感じを『癒される』というんですね。」

と、言葉を教える。

馬頭琴を最初に聴かせたときは、

変な感じがすると言っていた子どもたちだが、

最後は、哀愁を感じて聴いていた。

これは、「スーホの白い馬」で学んだ馬頭琴のイメージが

音色に重なったからだ。

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