読書の秋、こんな絵本を

| 2011年11月4日

定番の絵本というものは、 いつも本屋にあって、よく見かけるのに手が出ない。 陳腐な感じがするからだろうか。 25年名作ということがある。 25年間、読み継がれてきた絵本は名作であるということ。 僕の20代のとき、もう世に […]

ねこじたなのにお茶がすき

| 2011年10月3日

「茶の湯」の絵本がある。 「ねこじたなのにお茶がすき」 今江 祥智 文  ささめや ゆき 絵   ねこが茶道家のおじいさんのうちへやってきて お茶をたしなんでいくという話で ほのぼのとした中に、茶道の心のような […]

クールアップ

| 2011年9月9日

今年の「本の会」では、重たい話が並んだ。 それは、何かに導かれたからだと思っている。 でも、それで終わると、後味が悪くなるので、 最後に、元気になるための薬を処方した。 ※   人は、どんなときに元気が出るのか。   ◆ […]

命の話

| 2011年9月8日

本の会でした話をさらに。 ◆ 命をつなぐということについて、模擬授業をした。 初めて、本の会の皆さんに授業をした。 たまには、いいかな。 命をつなぐことは、生きている者の使命である。 そういう授業をした。 そして、戦争と […]

本の会で話した深いこと

| 2011年9月7日

8月の末の本の会で話したことを絵本とともに紹介する。 ▼ 「オオカミグーのはずかしいひみつ」 僕の大好きな、みやにし たつやさんの絵、「あらしの夜に」のきむら ゆういちさんの作。 この話で感じることは、親の命は、子どもだ […]

本の会(8の巻)から

| 2011年8月30日

日曜日に本の会が終了。 ここから、僕の次のステップが始まる。 貯めていた10冊の本達を、みなさんとともに読む。 涙も笑いも自然で良い。 この空間が、この時が好きだ。 その本達の中から、何冊かを紹介しよう。   ● 「3び […]

いのちのいろえんぴつ

| 2011年8月20日

「いのちのいろえんぴつ」 詩/絵 豊島加純 絵/マイケル・グレイニエツ 文/こやま峰子 この本は、本当におきたことをもとにして作られた創作絵本。 豊島加純さんは、10歳のときに脳腫瘍を発病。家庭科教諭の小山内美和子先生か […]

「けしごむくん」

| 2011年8月13日

本屋をぶらぶらしていると、ときどき面白い本に出会うことがある。 住吉のジュンク堂で見つけた本。 特に注目された本ではないが、子どもを引きつける魅力のある絵本だった。   「けしごむくん」二宮由紀子 作  矢島秀 […]

思春期 5 「名前をうばわれたなかまたち」

| 2011年8月11日

さて、思春期の子どもたちの実態の話をしましょう。 まずは、コンサマトリー。そこに、コンサマトリーの定義を書きました。 (引用なので、略) 一言で言うと、「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」状態なのです。ものごとの善し悪し […]

親切な地主さん

| 2011年8月4日

「エルシー・ピドックゆめでなわとびをする」のエリノア・ファージョンは、児童文学に確固たる信念を持った作家である。 僕がいろんなところで紹介しているのが、「ムギと王様」。 これは分厚い本だが、オムニバスだから、一つ一つの話 […]