「ヘッドライン」

| 2013年8月18日

今野敏の「ヘッドライン」読了。   今野敏は、キャラをたてるのが、うまい。   このシリーズでは、 布施という得体の知れない男が出てくる。   聞き出すのではなく、 付き合いを楽しんでいるだ […]

「激流」

| 2013年7月8日

誰もがあまずっぱい思いを懐く時期がある。   人生の決断のいる時期に もう一度巡り会いたい人がいる。   物語は、そうした思いをベースに綴られていく。 ミステリーとしては、 ラストの展開はどうかなあと […]

女性を描いているが、男こそ読むべきかも知れない

| 2013年6月13日

「アニバーサリー」窪美澄 一気に読み切った。   おそらく、15年くらい前なら、 決して読まなかった本である。 と言うか、途中で読むのを止めていただろう。   テーマは、と言われても、よく分からない。 […]

文章の格

| 2013年6月8日

家内が村上春樹を読んでいた。 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」   「村上春樹を読むと、他の作家にはない格調みたいなものがあって、 この人の文章は格が違う。」そうだ。 その後、格調ある文章の作家の話 […]

親塾23の一部を示す

| 2013年5月12日

今日は、昔話の話をします。 それは、人の心をようく示している世界なんですよ。   まず、整理をしておきましょう。 昔話と寓話と神話と伝説とは、全くちがうものです。 みなさんは、いっしょくたにして考えていませんか […]

ほっとした

| 2013年5月11日

拙著、「今どきの子どもはこう受け止めるんやで」 が、2刷りになった。   ほっとしたというのが、正直なところ。 あまり売れないと、出版社に申し訳ないような気がするからね。   そして、「全員を聞く子ど […]

昔話の本を紹介してください

| 2013年5月10日

親塾のアンケートで、 どんな本が良いかとの問い合わせがあったので、 紹介する。   「ママお話聞かせて1生きる力を育てるお話編」 松谷みよ子 かたりの昔話   これは、日本も世界も合わせて入っているの […]

「和菓子のアン」は通勤で読むな

| 2013年4月21日

「和菓子のアン」 坂木司 今、ブレーク中の坂木司だが、 この本はミステリーではない。 【ミステリーって、書いているけど】   デパ地下の和菓子屋でバイトを始めた アンちゃんの物語。 「杏子」だから、「アン」なん […]

「本屋さんで本当にあった心温まる物語」 川上 徹也

| 2013年4月14日

親塾で読んだ本。   東北の震災の直後、 書店には本がなかった。 仙台で書店を開けても新しい本が入ってこない。 「少年ジャンプ」や「コロコロコミック」を求める子どもたちが 哀しそうに帰っていく。   […]

みすずコスモス

| 2013年3月14日

「みすずコスモス」矢崎節夫 この本を大阪の親塾で読んだ。   矢崎さんは、金子みすずを発掘した方だ。 執念のように十何年もかけて金子みすずの作品を探し歩き、 ついに見つけ出した。   矢崎さんは、みす […]