多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

エア・メール

Posted By on 2014年11月21日

尊師岡田崇先生は、

東風の会の例会に、

いつも簡易航空便というものを持ってきておられた。

封筒を開いた形をしていて、中に文章が書きこめる。

それで、海外へ安く送ることができる。

当時、140円か170円だったように思う。

 

海外の日本人学校へ行っておられる会友に

メッセージを届けるためだ。

 

回覧して、参加者にメッセージを書き込んでもらう。

それを岡田先生が出して下さる。

 

帰国された先生からうかがって初めて分かったことだが

岡田先生は、書き込む欄が余ったら

必ずご自分でいろいろなことを書かれて

びっしりといっぱいにしてから、送っていたそうだ。

今のようなメールのない時代に、日本から送られてくる郵便の暖かさは

いかほどだったろうか。

何事においても、岡田先生の相手を思いやる心ある所作に、僕は教えられてきた。

 

僕は、おそらく岡田先生よりも授業はおもしろくできるだろう。

岡田先生よりも、学級づくりの技術もあるだろう。

しかし、人を大切にするという点において、

岡田先生の足元にも及ばない。

 

安井小の公開研究会

Posted By on 2014年11月20日

多くの授業参観者が、

満足したり、なんらかのものを持ち帰ったりできただろうと確信する。

そんな研究会だった。

こんなところで、公に悪口を書くはずもないのだが、

それを差し引いても、「ステキな会」だったと言える。

ともかく、授業が良かった。

三者三様で、個性が光る。

ビブリオバトル、ブックトーク、そして、読み聞かせを中心とした平和学習。

ちゃんと構成された授業だったから

提案生が表に出ただろうと思う。

そして、本の力、読み聞かせの力というものを

見せつけたのではないだろうか。

少しだけであったが、

関わらせて頂いて、ありがたく思っている。

後で、それぞれの先生方の言葉から、教室で配慮の必要な子どもたちが

活躍したり、本に引き寄せられたりと、

うれしい姿を見せていたのだということをうかがって、さらに感動した。

公開のための授業ではなく、子どもにとって必要な授業であったということだ。

 

荒れたら、ハードルを下げろ

Posted By on 2014年11月19日

学級の荒れについての相談があったとき

僕が真っ先に言うのは、

「ハードルを下げろ」

ということだ。

 

管理職や先輩達からは、

「ここをびしっと厳しくしなさい」

というような指導が入る。

しかし、信頼関係が構築できないので子どもが荒れていくのだから、

その段階で強く出るのは、逆効果だ。

川でおぼれかけて助かった人たちは、流れに逆らって泳ぐのではなく、

流れに身を任せて体力を使わないで、うまく岸にたどり着いた人たちである。

 

できることをこつこつと積み重ねるしかない。

教室をきれいにし続けること。

子どもたちにさせなくてもいい。

自分がきれいにする。

日記等で、一人一人とつながることを大切にする。

荒れていない子どもたちへの声かけが大事だ。

 

無理しないで、淡々とやっていく。

最後までなんとかいって、要録まで書けたら、若手としては給料分の仕事をした、くらいに考えれば良い。

久々の愛犬日記

Posted By on 2014年11月18日

うちの犬たちもしだいに歳をとってきている。

母親は、耳が遠くなった上に、白内障で視力もほとんどない。

近頃は遠くまで散歩することがない。

不思議なもので、近所の人たちから

「ポンちゃんは、かわいくなってきたね。」

と、よく言われる。

歳がいって、赤ちゃんの顔にもどっていっているのかも知れない。

 

この子の姿は、僕に命とは何かを教えてくれているような気がする。

生きているというのは、それだけで値打ちのあることなんだということ。

そして、大事なのはその日その日なんだっていうこと。

 

ユキは、相変わらず子犬みたいに見える。

毎日、僕と枕を共有して寝ている。

「犬に添い寝されてもなあ・・・」

とは思うが、寒くってくると、

ふわふわの毛皮の添い寝はありがたい。

 

毎朝、共に起きて、まだ暗い中を散歩に出かける。

この子は、僕の健康法なのだ。

 

 

リクエスト曲

Posted By on 2014年11月17日

今は、youtube等で、

好きな曲をいつでも聴くことが可能だ。

 

でも、僕の若いころは、ラジオでリクエストして

やっとかけてもらえる、という感じだから、

好きな曲をレコードを買わない限り、聴けなかった。

 

中学生のころ、ポップスを聴いている友だちは、

全校で三人しかいなかった。

ビートルズはかろうじて知っていても、

ストーンズは知らない。

まして、ドアーズ、クリーム、キンクスなんていうのは、

「何、それ?」の世界だった。

 

雑な音がラジオでかかった瞬間に

テープレコーダーに録音して聴いていた。

オープンリール【といっても、若い人はなんのことか分からないだろう】。

僕たちは、曲に飢えていた。

糸井五郎のオールナイトニッポンのオープニングでいつもかかっていたのが

コモドアーズの「マシンガン」。

夜中に必死で聴いていた。

今は、音楽が気軽に手に入る。

それは、果たして、倖せなんだろうか。

好きな曲がかかったとき、心を躍らせて聴き入っていた僕らの方が

倖せだったような気がする。

 

 

「低学年の学級・授業づくりセミナー」

Posted By on 2014年11月16日

四月のスタートに備えよう

「低学年の学級・授業づくりセミナー」

セミナーに多数参加していて、講師が語る『子どもの姿』が、どうも高学年中心ではないかと感じることは多いのです。小学校は、低学年と高学年では全然子どもが違っています。一年生と六年生が同じ学級づくり、同じ授業づくりのプロットでいけるはずがありません。

そこで、多賀と桔梗と二人で低学年(1~3年生)に特化したセミナーを開いて、低学年の学級づくり・授業づくりを考える場の提供を企画しました。

低学年の子どものことだけに絞って考えてみる機会になれば、うれしいものです。

日 時 2015321日(土)13時15分~16時55分 [13時 開場]

場 所 兵庫県私学会館(神戸市中央区北長狭通4丁目3-18)

1階  078-331-6623

アクセス

JR元町東口から徒歩2分  阪神元町駅から徒歩3分

阪急花隈駅から徒歩7分   地下鉄県庁前駅から徒歩3分

時間帯 13時 開場 1315分 開会

1315分~1405

多賀 一郎 講座 「一年生の学級・授業づくり

1410分~1500

桔梗 友行 講座「二年生の学級・授業づくり

1510分~1555

多賀 一郎 講座 「三年生の学級づくり」

1600分~1655

桔梗 友行講座 「三年生の授業づくり」

費 用 3,000円 事前に下記の通りお申し込みの上、当日受付にてお支払下さい。

参 加 定員30

講師 桔梗 友行  西宮市立小学校

1977年、宮城県生まれ。神戸大学大学院修了後、兵庫県の公立小学校教諭として勤務。子どもの「元気」と「根気」と「本気」を育てる湧氣教育を実践中。ユニット授業や『学び合い』などに取り組む。阪神教育サークル「楽笑」、神戸学力研「おもちゃばこ」に所属。「学び合う会 in 神戸」主宰。著書に「子どもの力を引き出す 新しい発問テクニック」「朝の会・帰りの会 基本とアイデア184」(ナツメ社)がある。

■ 懇親会

費用は、4000円程度 定員 10名

◆ 申し込み

コクチーズから、登録お願いします。

http://kokucheese.com/event/index/232752/

 

 

フェイスブック

Posted By on 2014年11月15日

フェイスブックでは顔を出してほしいと書いたが

ずっと顔を見ながらやりとりしていると、

初対面でも、すぐに分かる。

 

札幌で大谷和明さんと会った時も、そうだった。

初対面とは思えなかった。

 

でも、ときどき写真とちょっと違いすぎる方がいて、

それはルール違反のような気が・・・。

しかも、ただ写真写りが良いというレベルではなく・・・。

 

いずれにせよ、顔をさらすから、書くことに責任が生じることもあると思う。

顔をさらさないこのブログにフェイスブックのことを書くのは、変かも知れない。

ここは、僕の言葉を読みたい人たちだけが見るところだと思っている。

 

 

SNSでのつながり

Posted By on 2014年11月14日

僕は、なかなか人の顔を覚えられない人間だ。

担任していたときは、必死のパッチで三日間で子どもの顔と名前を一致させていた。

だから、ちょっとで会ったくらいでは覚えきれない。

インパクトの強い方は、さすがに覚えるが、

懇親会でちょっと言葉を交わしたくらいでは覚えられない。

 

フェイスブックでつながっているといっても、

交流を深めているわけではない。

なかなか覚えにくい。

話の中に交流は確かにある。

でも、その方がフェイスブック上で顔を公開していらっしゃらなければ、

僕は、アニメキャラや風景写真等と話しているに過ぎない。

覚えられるわけがない。

「フェイスブックで話させていただいている◎◎です。」

と言われても、ピンと来ない。

それで失礼があっても、僕の責任ではないだろう。

 

フェイスブックなんだから、自分の顔くらい公開してほしいものだ。

自分の顔でないということは、顔は覚えてもらわなくて良い

ということだと解釈している。

 

授業人②

Posted By on 2014年11月13日

尼崎の小学校へ行かせていただくことになっている。

そこには、まさしく授業人の佐藤先生がいらっしゃる。

セミナーとかにいらっしゃっても、おとなしく目立たない。

でも、音読のパフォーマンスは、凄い。

理論もしっかりしていらっしゃる。

いったい僕のセミナーなんかに参加されて、何を学ぶことがあるのかと思うほど

実戦家である。

でも、僕は佐藤さんに本を書こうと、声はかけない。

それなりに書かれるだろうと思うが、

文章では、絶対に伝わらないからだ。

佐藤さんのライブを観なければ、分からない。

音読がなんで子どもたちを変えていくのか。

なんでここまでやってしまえるのか。

 

きっと、衝撃的だと思う。

ドリカムがライブバンドだということは、アルバムだけ聴いている人には分からない。

ライブにいかないと分からないのだ。

いっしょだと思う。

 

ここへ行きましょう。東海地方のみなさん。

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授業人

Posted By on 2014年11月12日

根っからの授業人だなあと思うことがある。

伊丹の小学校へ校内研で行くので

「授業をさせてほしい」

と、お願いした。

快く引き受けて頂いて、授業ができることになった。

うれしくてたまらない。

授業をすることは、楽しくて仕方ないこと。

でも、不安なこと。

失敗することもあるからだ。

講演に失敗はない。

相手が聞いていようがいようまいが、

自分のペースで話し切ることができる。

ところが、授業は子どもとのコミュニケーションで成立する。

予測できない。

まして、担任ではなく、投げ込みなんだから。

 

それでも、授業を観ていただきたい。

何を観てもらいたいかというと、子どもと僕とのやりとりである。