多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

堀・池田・多賀の三人会

Posted By on 2014年11月11日

池田さんとは久しぶり。

いいなあ、やっぱり。

笑顔が最高なんだな、この方は。

くったくないというのは、こういうのを言うんだろうな。

それでいて、けっこう厳しい言葉を出している。

そこがまた、いい。

札幌で池田さんと一緒にできるとは、思ってもみなかった。

 

Q&Aって、どうも僕はぴんとこない。

質問は具体的であるほうがいい。

生き方や仕事柄や

そんなことは、酒飲みながら語ることだから、

より具体的にしてほしいなあと思う。

厚別通小学校の研究会

Posted By on 2014年11月10日

画期的というか、

すごいことを考えるものだ。

保護者と教師が一体となってのワールドカフェ。

保護者の参加が50人なんて、考えられない。

もちろん、こういうことを考えてほしい保護者は来ないものだ。

けれども、ここで体感された方々が地域でその話をしていくことで、

広がりが生まれる。

学校というところは、柱を大切にしなければならない。

世の中には、問題行動をとる保護者もいらっしゃる。

声高に学校批判をされる方もいらっしゃる。

そういう方への対処よりも、

学校が大切にしていることを中心となって考えてくださる保護者を

まず、しっかりと「こちら側」になっていただくことだ。

学校教育はマジョリティを重視しなければなない。

マジョリティを正しい考え方の方できっちりとしていれば

問題のある方は一部になる。

挙手発表はよくないのか

Posted By on 2014年11月9日

最近、SNSの書き込みを見ていると、

挙手発表をしている授業そのものを否定するようなコメントが見られる。

 

それもまた、あまりにも短絡的。

挙手発表で何人かの子どもたちだけで授業が進められていくことは

確かに、一人一人の学びにならないことが多いだろう。

では、挙手―指名―発表という交流の仕方は、問題なのだろうか。

そんなことはない。

他人の発表を聞くことにも、意味がある。

自分が手を挙げて発表しなくったって、学びはあるのだ。

一部の子ども達を核として進んでいく授業もあっていい。

その一部の子どもたちが固定化され、

特定の子どもたちがいつも・・・という状態に問題がある。

 

協同学習さえしていれば、全ての子どもたちが等しく学んでいるのかと言うと、

それも、否、である。

そこには、教え合いではなく、一方的に「教えるー教えられる」いう関係が生まれやすい。

人に教えるのは、確かに最も学習の定着度・理解度が高いことだ。

しかし、いつも教える側が固定されていたら、その種の学びは

一部の子ども達だけのものになる。

 

僕が言いたいのは、

どんな学習方法であっても、功罪があり、

絶対的な方法などないということだ。

子どもから学ぶと、よく言われるが、

子どもの一人一人をしっかりと見つめ、理解しようとするかまえがなければ

どんな方法をとっても、穴だらけなのだ。

 

絵本の力

Posted By on 2014年11月8日

特別支援教室で初めて絵本を読ませていただいた。

子ども達が集中して20分間も聞いていられるだろうか。

 

絵本の力を信じながらも、

子ども達が想定できないと、自信がない。

絵本の選択が全てかなと、必死で四冊選んだ。

 

①「うきうきしたら」オールバラ

低学年から高学年まで一緒に聞いてくれるのだから、

全員に確実にミートする者でなければならない。

迷わず、この絵本だった。

案の定、スタートから食い入るように絵本の世界に入っていく。

読みながら、ほっとした。

 

②「おしっこぼうや」ラドヴィンスキー

この本は、戦争のところが出てくるから

どうかなあとも思ったが、ぼうやに同化して聞いてくれているのが

分かったから、そこを強調して読んでいった。

 

③「はい、チーズ」長谷川義史

僕はこの本を読むのが得意だ。

落語を練習してきたことが役立っているのだと思う。

子ども達も先生たちも一緒になって、笑ってくれた。

 

④「パパとママのたからもの」

この本は、伝えたいテーマがあったから、選んだ。

なんとなくしか伝わらないけど、

君たちも大切な宝物なんだよと言うメッセージ、

伝わったかなあ。

僕は担任してたら、きっと読み終わった後に、そう言うだろう。

 

絵本の力を改めて再認識できた貴重な体験だったと思う。

 

僕に絵本を読んでほしい学校・幼稚園、手弁当で引き受けますよ。

 

 

高瀬舟

Posted By on 2014年11月7日

アメリカで29歳の女性が

自らの安楽死を選んだ。

これは衝撃的だ。

つい直近まで、まだまだ元気そうに見えたから。

 

善し悪しの議論がつきないし、

結論など出ないだろう。

森鴎外の「高瀬舟」以来、本当に苦しんで苦しみぬいて

なおかつ明日からの先が見えないとき、

死を選択するのが、罪なのかということ。

 

母のように僕を育ててくれた義姉は

ホスピスで終末医療を受けた。

最後は、ずっとモルヒネで朦朧状態だった。

生きているということは、機会のグラフでしか確かめられない。

グラフが一本の線になったとき、

「ご臨終です。」

と言われた。

「さよなら」は言えなかった。

 

こういうことに答えはない。

ずっと考え続けるから、人間なんだと思う。

視野狭窄

Posted By on 2014年11月6日

僕は、独学で学んできた人間だ。

国語の研究会に属していても、

そこはゆるーい研究会で、学びは個人次第で、

何かの考え方にしばられることもなかった。

好きなようにいろいろな方向で勉強してきた。

何もノルマがなくて、全て自分勝手にやってきただけ。

 

その分、一つの流儀にとらわれることは全くなかった。

 

ここ数年で、急速にさまざまな人たちと交流するにつけ、

自分が視野狭窄を起こしていないかと、心配するようになっている。

視点がミクロになりすぎていないかということだ。

 

米子で、堀さん、晋さんと語っていたときに、

上条晴夫氏の功績についての話が出た。

中村健一も、上条さんの弟子だから、

名前はよく知っている。

「でも、僕にはなんの影響もない事だよ。

僕は全く関係がなかったし、上条さんの作文の話は、全て小川太郎を筆頭とした生活綴り方から学んだものだから。」

と言ったら、二人で猛反論がきた。

「多賀さんに直接的には関係がなくても、

多賀さんや俺たちが教育の著作をいくつも出せるという状況を作ったのは上条晴夫なんだ。」

 

そういう発想って、僕にはなかった。

独学の視野の狭さなんだなあって、改めて思わされた。

彼らの視点は僕にはなかったし、拒否してきたものだが、

今は、素直に聞けるのが不思議だ。

納得までは時間がかかるんだけどね。

 

どうしたら作文を書けるようになりますか

Posted By on 2014年11月5日

このようなざっくりした質問を受けるときがある。

この質問者がたずねるのは、何なのだろうか。

Q&Aのような短い時間で、作文がすらすらと書けるようになる手立てをしめせるとでも

思っていらっしゃるのだろうか。

あり得ない。

 

作文を書けるということは、一言で答えられるようなものではない。

方法はいくつもあるし、今、そういう本を書いている。

でも、質問するなら、もっと具体的な場面でたずねてほしい。

「何年生のうちのクラスにこんな子どもがいて、こんなことをときどきしか書けなくて、

こういう指導をしてもうまくいかないのですが、

何かよい手立てはないでしょうか。」

 

これになら、一つの答えは示せる。

 

米子にて

Posted By on 2014年11月4日

米子では、たくさんの先生方にお世話になって、

楽しい時間を過ごさせて頂いた。

晋さんや堀さんとは8月の札幌以来だが、

晋さんとたくさん話したのは久しぶり。

というか、晋さんがしゃべりまくっていただけかも知れないけれども。

堀さんと晋さんの議論はおもしろい。

コンテンツに関心が高い者と、人間に興味がある者だと自分たちでは言い切っている。

僕は、二人共に両方を感じる。

第一、人間に興味がないと、教師はできないだろう。

コンテンツに関心がなくて著書を出したりしないだろう。

 

いずれにしても、書けないことは別にして、楽しい時間だ。

西村健吾さんとも、学級通信のセミナーの企画ができたし。

 

四月のロケットスタートに備えよう 「授業開き・教室開きセミナー」

Posted By on 2014年11月3日

学級の崩壊は4月のスタートの時点から始まっていると言われます。4月の学級開き、授業開きが大切なことは、言うまでもありません。しかし、具体的にどうするかとなると、悩み、迷いするのが現状です。そんな先生方に、何かアドバイスできれば、と考えています。

また、新採の先生は、まだ見ぬ子どもたちのへの理想だけでは、乗り切れないこともあると知った上で、少しでも準備をしてほしいものです。無防備に夢だけ抱えて現場をスタートしてはいけません。

こうした考えから、昨年度に引き続き、新年度スタートの準備に向けてのセミナーを開催します。ここでは、具体的なてだてを示します。

今回は、若手の実践家として、コーチング等、独特の実践を展開している山田将由先生を神奈川からお招きして、若い教師が、どのように新年度を迎えようとしているか、そのアイデアと思いを語っていただきます。

ベテランとしてなんとかここまで乗り切ってきた多賀と、これからの教育を担っていく山田さんとのジョイントから、間近に迫ったスタートについて、考えてみませんか。

 

日 時 201544日(土)13時15分~16時55分 [13時 開場]

場 所 兵庫県私学会館(神戸市中央区北長狭通4丁目3-18)1階 会議室

078-331-6623

13時 開場 1315分 開会

1315分~1405

山田 将由 講座

「私の学級開き

1410分~1500

多賀 一郎 講座

「一年間を見据えた学級開き

1510分~1555

山田 将由 講座 『授業開きは、こうする』

1600分~1655

多賀 一郎 講座 『授業のロケットスタート』

費 用 3,000円 事前に下記のコクチーズからお申し込み下さい。

参 加 定員40

■ 懇親会 (5時半~7時半)

この会は、ただわいわいと飲んで話すだけの会ではありません。二次セミナーです。飲食しながら、リラックスした中で、質問を受けて講師が答えていきます。たくさん飲む会ではありません。とりあえず、ドリンクは一杯だけです。昼間のセミナーでは、質疑応答の時間をとりませんから、たずねたいことは、この時にお願いします。疑問は、参加者で共有したいと思います。場所は、今神戸で注目の「麺所 水野」。

費用は、4000円 定員 20名

山田 将由 神奈川県公立小学校

模擬授業全国大会にて2度の優勝。一流の教育者に学び、ミニネタ、徹底反復、ワークショップ型授業、コーチング、脳科学を取り入れた、簡単で効果のある楽しい教育メソッドを日々深めている。小学館『小一~小六教育技術』でおなじみ。共著に『トップ1割の教師が知っている「できるクラス」の育て方』「『学び合い』スタートブック」(学陽書房)『学級遊びベスト100』(ナツメ社)『THE学級マネジメント」』『THE 学級経営』『THE授業開き~国語編~』(明治図書)など多数。

 

http://kokucheese.com/event/index/232557/

「お召し上がりは容疑者から」

Posted By on 2014年11月2日

似鳥鶏のパティシィエ推理ものとでも言えるのか、

最近流行りの、無理矢理に推理と珈琲館や本屋などをくっつける手法の一冊。

ところが、僕にはこれが面白かった。

 

なかなか凝った展開もあり、

キャラ立ちもしっかりしていて、

ほっとするような本だった。

本格推理をお求めの方には不向きかも知れない。

 

いわゆる車椅子探偵もののジャンルに属すると思う。

ちょっと軽く読書をというときには、いいかも知れない。