「晴れた日は図書館へいこう」

| 2014年5月9日

ピュアフル文庫というのは、ヤングアダルト。 児童文学とアダルトとの間にあるような本が多い。   あんまり読まないんだけど、 つい「晴れた日は図書館へいこう」(緑川聖司)を 読んでしまった。 図書館好き、本好きに […]

きょうの一冊 【35】

| 2014年4月20日

「つりばし ゆらゆら」 文 もりやま みやこ 絵 つちだ よしはる 前回、絵物語というよりも、文庫を紹介したので、 今回は、絵本から物語への橋渡しになる絵物語をお薦めします。 かわいいきつねの子が出てきて、動物たちと繰り […]

きょうの一冊 【34】

| 2014年4月16日

「魔法の勉強始めます」 内田 麟太郎 「ともだちや」でおなじみの作者の、読みやすい絵物語です。 子どもたちに少しだけ読み聞かせしたら、 お話のおもしろさ、語り口調の楽しさにはまってしまった子どもがたくさんいました。 魔法 […]

「教室からの声を聞け」

| 2014年3月14日

石川晋さんとの対談本ができてきた。 単なる対談ではなくて、 それぞれが小論を寄稿している。 僕らの考えがよく出ている。 石川晋は危険な男だ。 つい、しゃべらされてしまう。   初のハードカバー。 なんか、とって […]

デンデケデケデケ

| 2014年2月10日

アナログ派の僕は、 自分のシングルレコードをMDにおとして 聴いている。   レターメン、シーカーズ、パーシー・フェイス・・・ そして、ベンチャーズ。 「パイプライン」 「ダイアモンドヘッド」 「キャラバン」 […]

ビブリオ古書堂 №5

| 2014年1月31日

忙しいときは、どうしても本が読みたくなる。 「逃避」だろうか。   三上延のこのシリーズは、ずるい。 関係にやきもきして、 結論が出るまで引っぱられてしまう。 ということで、5巻まで読み続けている。 &nbsp […]

「偲ぶ」とは人を思うこと

| 2014年1月29日

伊丹で絵本の話をさせていただいたとき、 前にお座りになったお二人。 おばあさんと娘さんという感じだった。   内田麟太郎、たかすかずみの絵本、「なきすぎてはいけない」を 読み聞かせしたとき、 涙を浮かべておられ […]

ビート―警視庁強行犯係・樋口顕

| 2013年12月20日

樋口 顕のシリーズを立て続けに3作読む。 今野敏は、僕と同い年。 樋口 顕も、同い年の設定。 今野敏は、樋口の言葉を借りて 自分自身のことを語っているようだ。 「おれたちは、団塊の世代の後始末をしてきた。」 「安田講堂の […]

「疑心」

| 2013年12月8日

今野敏の「隠蔽捜査シリーズ」の№.3   唐変木の警察署長が活躍する。 きれいな警察キャリアのお姉さんに心を奪われて 葛藤する姿がおかしい。 最後の奥さんの一言も、なかなか。 こんなの書いたら、読むおもしろさが […]

「思い出のとき修理します」

| 2013年12月4日

谷 瑞穂の作品。 タイトルに惹かれて読んだが 微妙だなあ。   このごろ、軽いものしか読めなくなっている。 「純文学は死んだ」 と言われて久しいが、 重いなと思うものを読めない。   読みたい本が多す […]