多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ④

Posted By on 2015年2月22日

④ 言語感覚を磨く
 言葉に対する感覚の弱い教師は、
正直言って、国語教師としては、しんどいでしょう。
相当がんばって鍛えなければなりません。
 小学校教師の場合、年間300時間近くの国語の授業をします。
「苦手だ」などと言って逃げてはいられないのです。
苦手な自分を自覚して、
それをどう克服していくかを考えるべきでしょう。

 言語感覚は、磨かなければならないのです。
 まずは正しい言葉遣いをたくさん耳に入れることです。
ニュースはNHKを聴きます。
民放のアナウンサー、特にいくつかの局の女性アナウンサーの言葉の使い方はひどすぎて、学びにはなりません。
ラジオなら、なお良いと思います。
ラジオでは正しい発音、発声をしないと、伝わらないからです。
そして、言葉そのものの使い方も練られています。
映像の手助けがないので、正しい言葉、聞き取りやすい言葉を使っています。

 それから、名文を朗読しましょう。
家でするのが良いのですが、時間がなかなかとれないでしょうから、
教室で子どもたちと一緒に美しい文章を朗読すれば良いのです。

国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ③

Posted By on 2015年2月21日

③ 辞典を手元に置く
 僕の家には国語辞典だけで20冊以上あります。
「日本国語大辞典」は、絶対的な言葉の権威の欲しいときに、
どうしてもある言葉の使い方がはっきりしないときに使います。
「語用辞典」は、使い方に迷ったとき手軽に引くために、
「広辞苑」とふつうの国語辞典、小学国語辞典は併用して使います。
 枕元にはいつも清水書院と角川の国語辞典が置いてあって、 
「寝る前読書」のときに言葉に引っかかってしまった場合
、寝転んだまま手を伸ばして確認します。

 辞典は、言葉の基礎となります。
辞書的な意味が分かっても、その言葉を理解したとは言えませんが、
少なくとも応用するための基礎となる解釈は持てます。
 一冊しか持っていないと、いつでもどこでも引けません。
いろいろな部屋のあらゆる所に辞典があることを
「辞典がいつも手元にある」
というのです。

 昔のヨーロッパの立派なお屋敷では、家の中央の当たりに書架が置いてありました。
そこに、開いたままの大きな辞典が置いてありました。
映画やドラマなどでみたことがあるかも知れません。
 辞典を引くというのは、たしなみでもあったわけです。

国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ②

Posted By on 2015年2月20日

② まとまった文章を書く機会を作る
「私は作文が苦手だ。」
「広報誌の文章、誰かに替わっていただけませんか?」
こういう言葉を出す教師は、初めから作文を避けています。
「多賀先生は書くのが得意だから、いいですね。」
はい。
僕は書くのが得意です。
優れた文章ではありませんが、書くことそのものは全く苦になりません。
 どうして書くのが得意なのか、分かりますか?
 それは、常にまとまった文章を書き続けているからです。
まとまった文章とは、SNSで数行気の利いたことを書きこむ程度のものではありません。
最低四百字詰め原稿用紙一枚程度の文章です。
 ブログは、もう五年以上も、毎日書いています。
書くことは習慣になっているのです。
 自ら書く場を設定しなければ、書くことは、自分の生活に位置づけられません。
「べつに『書くこと』なんて生活に位置づけなくてもいい」
という考え方の教師もいるでしょう。
ごもっともです。
そういう教師は、そもそも国語教育なんて考えてはいけないのです。
だって、子どもたちにたくさん書かせるのは、国語教育の大切な柱なのですから。
初めからその柱を否定する教師に、国語を教える資格はありません。

 それから、何か書くことを頼まれたら、締め切りを守ることです。
書くことの苦手な教師は、どうしても紀要や広報誌の原稿を頼まれたときに、後回しにしていきます。
どんどん締切が迫ってきて、ぎりぎりにならないと書きません。
書けないのではなくて、「書かない」のです。
「そのうち大地震でも起こらないかなあ」
とでも、思っているのでしょうか。
 ぎりぎりに書こうとするから、あせるし、必要な資料も探せません。
余裕なくして書くから、誤字脱字も増え、原稿の精度が落ちます。
 依頼された原稿は、すぐに書き始めること。これが文章上達のコツの一つです。

国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ①

Posted By on 2015年2月19日

①文章を読む習慣
教育書以外の本に親しんで読まない教師が、
子どもに読むことの楽しさを教えられるのでしょうか。
言葉に親しみ、文章からイメージを描く面白さを感じていない教師が、
子どもたちに句後の授業で何を教えるのでしょうか。
 ふだんから文章を読んでいないと、
教材研究【つまり、授業】のためだけに教科書の文章を読むことになります。
そうすると、薄っぺらい教材解釈にしかならないでしょう。
さらに、子どもたちに
「本を読みましょう」
と、教師なら言うでしょう。
 もしも自分が読みもしないのに
「本を読むことはだいじなことだ。」
等と子どもたちに言っていたら、嘘つきですよね。
 自分ができもしないことを子どもたちに薦めているのですから。

 どんなジャンルの本でも良いから、いつも本が傍らにあって、
時間を見つけては読んでいる先生だからこそ、
「読書っていいですよね。」
と、子どもたちに薦められるのです。

四月のスタートに備えよう 「低学年の学級・授業づくりセミナー」

Posted By on 2015年2月18日

四月のスタートに備えよう

「低学年の学級・授業づくりセミナー」

セミナーに多数参加していて、講師が語る『子どもの姿』が、どうも高学年中心ではないかと感じることは多いのです。小学校は、低学年と高学年では全然子どもが違っています。一年生と六年生が同じ学級づくり、同じ授業づくりのプロットでいけるはずがありません。

そこで、多賀と桔梗と二人で低学年(1~3年生)に特化したセミナーを開いて、低学年の学級づくり・授業づくりを考える場の提供を企画しました。

低学年の子どものことだけに絞って考えてみる機会になれば、うれしいものです。

日 時 2015321日(土)13時15分~16時55分 [13時 開場]

場 所 兵庫県私学会館(神戸市中央区北長狭通4丁目3-18)

1階  078-331-6623

アクセス

JR元町東口から徒歩2分  阪神元町駅から徒歩3分

阪急花隈駅から徒歩7分   地下鉄県庁前駅から徒歩3分

時間帯 13時 開場 1315分 開会

1315分~1405

多賀 一郎 講座 「一年生の学級・授業づくり

1410分~1500

桔梗 友行 講座「二年生の学級・授業づくり

1510分~1555

多賀 一郎 講座 「三年生の学級づくり」

1600分~1655

桔梗 友行講座 「三年生の授業づくり」

費 用 3,000円 事前に下記の通りお申し込みの上、当日受付にてお支払下さい。

参 加 定員30

講師 桔梗 友行  西宮市立小学校

1977年、宮城県生まれ。神戸大学大学院修了後、兵庫県の公立小学校教諭として勤務。子どもの「元気」と「根気」と「本気」を育てる湧氣教育を実践中。ユニット授業や『学び合い』などに取り組む。阪神教育サークル「楽笑」、神戸学力研「おもちゃばこ」に所属。「学び合う会 in 神戸」主宰。著書に「子どもの力を引き出す 新しい発問テクニック」「朝の会・帰りの会 基本とアイデア184」(ナツメ社)がある。

■ 懇親会

費用は、4000円程度 定員 10名

◆ 申し込み

コクチーズから、登録お願いします。

http://kokucheese.com/event/index/232752/

 

なんでトップニュースなのかな

Posted By on 2015年2月17日

夕方のテレビのトップニュースが
チョコレートを万引きしたおじいさんの話。
僕は、こういう報道姿勢に、憤りと疑問を感じる。

一度ももらったことのないチョコレートを、お年寄りが
二つ、157円相当分の万引き。
金額は関係ないというが、そうだろうか。
この程度なら、おしかりか、書類送検程度の罪だろう。

それを、
和歌山の5年生殺人の話より
イスラム国のエジプト人殺害より、
札幌の落下物で重体の話より、
国会のやりとりより、
真っ先にトップで持ってきて報道することに、いったいどういう矜持があるのだろうか。

ただ、バレンタインだからおもしろ可笑しく報道したとしか、思えない。

こんな姿勢のテレビ局は、信用できない。
哀しいニュースで、実名出して報道するほどのことではない。

 仙台親塾③の感想から

Posted By on 2015年2月15日

二月六日に行った仙台親塾の№③。
内容は、新一年生に向けた話と兄弟姉妹一人っ子についてのことだった。
とは言いながら、結局、全体的な教育の話になるのは、毎度のこと。
参加者から許可をとった感想を載せる。
個人情報的な部分はカットさせていただいていることをお許しください。

◎ 五年間一人っ子として育てられた息子に、下の子ができたらどうなるんだろうと不安に思っていましたが、
今回、先生のお話を聞いて大変勉強になりました。
本人は下の子の出産を毎日楽しみにしています。
入学は一年先になりますが、今からじっくりと時間をかけて
氷山の上ではなく、下の部分〔基本的な生活習慣〕を身に付けさせたいです。
余談ですが、資料①のチェック表で、親の私もできていないことが少々・・・。子の鏡として我がフリを見直します。

◎ 今回、初めて参加させていただきました。
我が子は、新一年生ではありませんが、来年のために私として良い準備・心がまえができました。
一人っ子のわが子は、自立心が強く、先生がお話して下さった一人っ子そのものなのです。
「感情の訓練」をしながら成長していけたら良いなあと思いました。
きょうは、どうもありがとうございました。

◎きょうはありがとうございました。
二回目の親塾です。
あれから子どものことでイライラしたとき、先生のお話を思い出してクールダウンしています。
ハンカチをつまみあげる例も、心に残っています。
私は二年生と年中の姉妹の母です。
姉妹の話ではうなずくことばかりでした。
私もしまいなので納得です。
とにかく、それぞれにすちれーとに愛情を注いで育てることが大事なのだと
改めて感じました。
また今日のことを思い出して、子育てしたいと思います。
次回も楽しみにしています。

◎ 小学校入学を控えたこの時期に、
とてもためになるお話を聞けて、本当に良かったです。
子どもの自、生活力をつける、手助けのバランスを考えながら
言葉で愛を伝えていきながら、子育てをしていきたいと思います。
最近はつい、テレビやおもちゃにまかせてしまっていたので、
まずは今夜、絵本を開いて読み聞かせしたいと思います。

◎ 今回はとても参考になるお話を有難うございました。
周囲の方がとても教育熱心なので、
ついついサキドリストになっていたような気がします。
凶、帰宅してからは、
鉛筆の持ち方、箸の持ち方、生活習慣を少しずつ見直していきたいと思います。
前回、ご紹介いただいた本、さっそく読んでみました。
今回ご紹介いただいた本を、図書館に一緒に行って借り、
読み聞かせを楽しみたいと思います。

◎ 書き切れないくらいに参考になった事、面白いお話がありましたが、
子どもの事に加えて
自分自身の生まれ育ちまで思い出してしまいました。
そして、自分の息子に対して、健康であること、
まず、生まれてきてくれた事に日々感謝しようと思いました。
来てよかったです。ありがとうございました。

◎ “「強い子」「弱い子」という思いで子どもをとらえてはいけない。
どの子にも強さ、弱さがある。”
私は教師として親として、この言葉をしっかりと受け止めなくてはいけないと思いました。
これまで、教師の立場から研修会に参加させていただいたことはありましたが、
「親塾」という親としての立場からとらえること、保護者のみなさんがどう見ているのかという視点でとらえること、どれも今の自分にとって必要だと思いました。
見えない学力を育てる、自律させる、というお話も心にひびきました。
小学校で子どもたちを指導する際に、家庭での教育と学校での教育で
重なる部分は何か、重ならない部分は何かを
今一度、捉えなおしてみたいと思いました。
きょうはありがとうございました。

久しぶりの熱

Posted By on 2015年2月14日

何年ぶりだろう。
水曜に熱を出して、上げ下げ。
学校も初めて欠勤。

授業するよって言ってたのに、迷惑をかけた。

木曜日一日でなんとかもどしてきた。
幸い、講演などのすき間のときだったので良かった。

どこか油断したのだろう。

ぼちぼちいかないとね。

引率

Posted By on 2015年2月13日

JR加島駅から乗ってきた高学年とみられる小学生集団。
大阪城北詰で降りたから、大阪城にでも行ったかな。
歴史博物館かも知れないが。

電車のマナーがとてもよい。
ざわつかず、入り口付近に固まらず、見ていて気持ち良かった。

先生の指示が通っていた。
大声も出さず、怖い顔もせず、
指示が通る。
これって実は、最も大事なところなんだよね。

静かな注意や指示が通るということは、
日ごろの縦糸づくりがなせるわざだろう。

投げ込み授業

Posted By on 2015年2月12日

僕が尾形くんの教室で行った投げ込み授業を
尾形君が、つなげて子どもたちと一緒に考えて
紡いでいってくれている。
突然やってきて、ちょこっとだけ授業をしてさよならするだけでは、
紡いでいくことはできない。
僕の投げたきっかけを、どう紡いでいくかは、
担任次第。
尾形君のクラスでは先生と子どもが向き合って
動こうとしている。

僕の力なんかじゃない。
きっかけで動けるためには、学級の耕しが必要だ。
子どもとの関係も形成されていないといけない。

あの食い入るように授業に集中していた子どもたちのこれからに
心からエールを送る。