国語のスキルアップとして身に付けてほしい「10しるべ」 ③

Posted By on 2015年2月21日

③ 辞典を手元に置く
 僕の家には国語辞典だけで20冊以上あります。
「日本国語大辞典」は、絶対的な言葉の権威の欲しいときに、
どうしてもある言葉の使い方がはっきりしないときに使います。
「語用辞典」は、使い方に迷ったとき手軽に引くために、
「広辞苑」とふつうの国語辞典、小学国語辞典は併用して使います。
 枕元にはいつも清水書院と角川の国語辞典が置いてあって、 
「寝る前読書」のときに言葉に引っかかってしまった場合
、寝転んだまま手を伸ばして確認します。

 辞典は、言葉の基礎となります。
辞書的な意味が分かっても、その言葉を理解したとは言えませんが、
少なくとも応用するための基礎となる解釈は持てます。
 一冊しか持っていないと、いつでもどこでも引けません。
いろいろな部屋のあらゆる所に辞典があることを
「辞典がいつも手元にある」
というのです。

 昔のヨーロッパの立派なお屋敷では、家の中央の当たりに書架が置いてありました。
そこに、開いたままの大きな辞典が置いてありました。
映画やドラマなどでみたことがあるかも知れません。
 辞典を引くというのは、たしなみでもあったわけです。

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