「関係性」がつかめない -教室の「あの子」⑧-

| 2014年12月30日

佳子さんの話をしているとする。 「これは、佳子には内緒だよ。」 と言う話になった。 Aさんは、もちろん佳子には内緒にした。 でも、多佳子さんには、その内容を言ってしまった。 多佳子さんと佳子さんが親友だということは、みん […]

「省略」がわからない子どももいる-教室の「あの子」⑦-

| 2014年12月29日

会話では、人は省略して話す。 「はい、これ。」と言って、差し出されたプリントの束。 「みんなに配って下さい。」とわざわざ言わなくても、 「先生はみんなに配れって言っているんだな。」と 省略部分を理解するのが一般的です。 […]

「空気」って、何? -教室の「あの子」⑥-

| 2014年12月28日

「空気を読め」と言ったときの「空気」って、なんだろうか。 明確に答えることができるだろうか。 その曖昧なものを、なんとなく分かっている人たちが なんとなくは、わからない人たちに、「分かりなさい」と、強制している。 それが […]

叱責は逆効果 -教室の「あの子」⑤-

| 2014年12月26日

考えてみたら、当たり前の事なのだが、 落ち着き先を探して立ち歩き、動き出した子どもに向かって、 「座りなさい。」「何やっているの。」と、叱責することは、 どう考えても逆効果だ。 昔の先生は、それでも、怒鳴ったり叱ったりと […]

僕の話 -教室の「あの子」④―

| 2014年12月25日

僕の通知表には、著書にも書いているが、本当に毎年、 「落ち着きがない」 と、書かれていた。 よほど落ち着きがない限り、こんなことは書かれないだろうに。 三学期になると、 「かなり落ち着いてきました」 となる。でも、次の年 […]

子どもを読み解くことを考えたい―教室の「あの子」③―

| 2014年12月24日

グレーゾーンだとか、発達障碍だとかの線引きは、関係なく、 教室にいる子どもたち一人一人を 読み解いていくという感じが必要なのではないか。 子ども達は、いつの場合でも、家族等の環境でその年齢まで育ってきている。 そして、彼 […]

知識を広めていくためには、オープンな議論を―教室の「あの子」②―

| 2014年12月23日

家内が図書館ボランティアに行っていて、 そこで、 おばあさんたちが話していたこと。 「発達障碍って、最近多いでしょ。 あれって、親のしつけができないことをそういってごまかしているんじゃないの。」 こういうとらえ方をしてい […]

教室の「あの子」を考える

| 2014年12月22日

東京で開いた「教室のあの子を考える」シンポジウム。 実は、このことからは、撤退した方が良いのではないかと、 神戸でのシンポジウムの後、ずっと思っていた。 しかし、今回、知らないうちに代表にさせられ、 他の先生が30分しか […]

聴く講座のおもしろさ

| 2014年12月20日

山田くんは、一般の中から 教育ではないところから さまざまなコンテンツを持ち込んでくる。 堀さんは、聴かせることを元にして 講座を仕組んでいる。 「聴くこと」のときは、だいたいこのコンテンツでする。 そして、ワークショッ […]

「さんた」と書いて「山田です」

| 2014年12月19日

山田将由くんの東京での講座のオープニングの言葉。 こういうの、うまいなあ。 山田くんの講座がいいのは、ぽんぽんとアイスブレーキングや いろんな活動をプレゼンしながら、 どこか気恥ずかしさみたいなものがあること。 あんまり […]