教室の「あの子」を考える

Posted By on 2014年12月22日

東京で開いた「教室のあの子を考える」シンポジウム。
実は、このことからは、撤退した方が良いのではないかと、
神戸でのシンポジウムの後、ずっと思っていた。

しかし、今回、知らないうちに代表にさせられ、
他の先生が30分しかないのに僕だけ1時間の時間を渡され、
1時間半ものシンポジウムのコーディネイトを丸投げされ、
けっこう頭をフル回転させたので、
得るものが多かった。

まず、フロアーの思いを拾い上げてのパネラーの意見の出し合いは、
魅力的なものだった。
いろいろなことが引き出されていく。
こういう時間は、絶対に必要だと思った。

参加者が教師だけではないことも、特徴的。
しかも、特別支援をしているわけではない教師が来て
子どもへの見方のヒントを持って帰って下さったことにも意義がある。

懇親会等で、いろんな方々がつながるのも、
このシンポジウムの良いところだ。
神戸の会でも、僕の知り合いの方々がつながって
それぞれがご自分の活動へのプラスにできていたようだ。

13日の会でも、たくさん「つながる」「つなげる」という言葉が出た。
子どもと教師が、教師と保護者が
地域と子どもの将来が、
親の思いと教師の思いが、
大人同士が、
つながるべきだと。
「つながる」は、大きなキーワードになった。

僕の立ち位置、僕がこの立場でしていけることが、少し出てきたように思う。

もう少し、続けていく意味はあるかなと、
今は考えている。

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