きちんとした教室

| 2015年3月21日

きちんとした教室でないと、 だいたい上司から指摘される。 先輩から「甘い」と言われる。 ぴしっとした秩序の見える教室を教師は好む。 学級崩壊の風が怖くて どうも学級づくりにばかり焦点が当たる。 でもさ、学級づくりをするた […]

僕の渾身の一冊

| 2015年3月4日

「クラスを育てる作文教育」 この本は、僕のもっとも大切にしてきたことを書いた。 子どもとどう向き合うのか。 子どもとどう対話していくのか。 クラスで子どもの思いをつなげていくとは、どうすることか。 そういうことを語ってい […]

もめごとで育つ

| 2015年3月2日

休み時間に手打ち野球をしていた子どもたち。 たまたまそばを通りかかったので見ていた。 投げたボールを打ち返したら 打ちそこなって、 ころころとピッチャーの前に転がった。 その瞬間、 「ファウル!!」 と叫んだのは、バッタ […]

子どもは・・・

| 2015年2月6日

子どもはウソをつく。 ウソをつく子どもに悩まなくて良い。 ただ、ウソにも種類があるから、 そこはよく見極めないといけない。 自分を守るためのウソが圧倒的に多いものだ。 しかも、その半数近くは、大人がウソをつかせている。 […]

二月は、最後の学級試練のとき

| 2015年1月27日

六月、十一月、二月というのが 学級が壊れやすくなる試練のとき。 二月に崩れると、もうもどらない。 崩れてしまった先生。 あきらめよう。 そんな年もあるよ。 最後まで勤め上げて、指導要録を書こう。 それも大切な仕事だ。 壊 […]

「ちょっと耳かして」

| 2014年11月27日

一年生で、クイズづくりの授業を観ていた。 一人の子どものクイズが目に留まった。   「タイヤが二つあります。」 「全部で四つあります。」 ん? なんのことかな?   そこで、たずねてみた。 「これは何 […]

挙手発表はよくないのか

| 2014年11月9日

最近、SNSの書き込みを見ていると、 挙手発表をしている授業そのものを否定するようなコメントが見られる。   それもまた、あまりにも短絡的。 挙手発表で何人かの子どもたちだけで授業が進められていくことは 確かに […]

異文化

| 2014年10月18日

子どもは異文化だと思っている。 理解はできても、変えることはできない。   イスラムの文化や考え方を理解することはできる。 でも、イスラムの考え方を、こちらから変えることは決してできない。 それが、異文化である […]

子どもの観察

| 2014年10月17日

子どもを観察するということは、 虫を観察するということとは、かなり違っている。   離れたところから観察することも、ときには必要だが 関わりながら観察するのが、教師の観察だ。   子どものそばにいて、 […]

ぼんやりした子への対応

| 2014年10月16日

教師は子どもたちの前でぶれてはいけない。 叱るべきことは叱らねばならない。 でも、そこが教師のジレンマになる。   ぼんやりとした子どもを叱ったら、 いじめの種になるかも知れない。 でも、叱らなければ、 「なん […]