子どもの観察

Posted By on 2014年10月17日

子どもを観察するということは、

虫を観察するということとは、かなり違っている。

 

離れたところから観察することも、ときには必要だが

関わりながら観察するのが、教師の観察だ。

 

子どものそばにいて、子どもの息づかいを感じながら、

一緒に活動しながら(遊びながら)、

語り合いながら、

観察するということだ。

 

子どもと共にいつもありながら

子ども達に溺れてはいけない。

教師は、教室でただ一人の大人なのだから。

子どもに同化しないということは、

偉そうに言うことでも、大声でどなることでもない。

大人として冷静な眼を持つということだ。

その眼で観察しなければ、子どもをとらえることはできない。

 

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