子どもの育ちと国語の授業

| 2015年12月10日

昨日は、中堅の先生の研究授業。 読み込んで読み込んで、 それがよく分かる授業だった。 優れた点はたくさんあったが 「そんなこと僕に聞きたくないでしょ。」 と言って、けっこう厳しい指摘をしたと思う。 彼は、それを「はいはい […]

札幌での堀さんとの二人会で

| 2015年11月9日

いくつか、僕の話したことを書こう。 ■ 子どもを見取るものさしについて ※ ネオンテトラの群で、おかしな魚はすぐに気づく。  全体の動きの中で見取ること ※ 観点を持つ、増やすこと ■ 「なめられるな」「ぴしっとやれ」と […]

『学級づくりの深層』発売

| 2015年11月6日

北海道の中学教師、堀裕嗣さんとの共著の第2弾。 当たりの話はどんどんエスカレートして おもしろいところへ入っていっている。 僕の書いたところの一部を、以下に紹介する。 ◆ 小学校での学年づくりの難しさ  中学教師は、担任 […]

帰国子女学級 そのⅤ

| 2015年11月5日

一番のポイントは言葉の概念であった。 当たり前のことが分からない。 その言葉の持つ概念が分からない。 なんだったか詳しくは覚えていないが、 白糸の滝のような滝に打たれるというような話をしていたときに、 「そんなことしたら […]

帰国子女学級 そのⅣ

| 2015年11月4日

カルチャーショックってなんだろう。 ずっとそのことを考えながら暮らしていた。 インドなどでゆっくりと昼食を食べる習慣を身に付けてきた子どもが 日本の学校にもどったら、 「さっさと食べなさい」 と、叱られる。 その子にとっ […]

帰国子女学級 そのⅢ

| 2015年11月3日

あるとき、算数の授業中に一人の子どもが泣き出した。 僕は、その子を部屋に呼んで 「なんで泣くの?分からないからって泣いてたらダメだよ。」 と諭した。そうすると、その子は 「泣いたのは、先生が笑ったから。」 と言った。 胸 […]

帰国子女 そのⅡ

| 2015年11月2日

たった二人の子ども達とスタートして、教科書の指導書がそのまま使えない。 どんな授業にしたら良いのか、 自分で工夫するしかなかった。 そこで、当時まだ世の中では広まっていなかった ワークシートを使っての学習を中心にした。 […]

帰国子女学級

| 2015年11月1日

教え子の訃報を聞いてから ずっとそのときのことを思い浮かべている。 少し書いていこうと思う、35年前のことを。 それが「偲ぶ」ということだと思う。 新卒で担任した四年生が帰国子女学級。 当時の神大附属では、帰国して一年未 […]

11月に荒れる その4

| 2015年10月17日

先生を見切ってしまうから 悲しいことだが、 子どもたちは半年近くつきあってくると、 担任の教師というものを見抜いてしまう。 「この先生なら、このぐらいのことをしても、大丈夫。」 と、いわゆる教師をなめた子どもというものも […]

十一月後半から寒くなるから~11月の荒れ その3

| 2015年10月16日

十一月後半から寒くなるから  寒さと何の関係があるのかと思われるかも知れないが、 心と気温とは大いに関連がある。 僕は「親塾」を主催しているが、 そこで保護者の皆さんによく語ることがある。 「子どもたちの心を温めるために […]