きょうの一冊 【16】

| 2014年1月16日

「王様と九人のきょうだい」 赤羽 末吉 不思議な生まれ方をした九人の兄弟たちは、 面白い名前と特徴を持っています。 切ってくれ・長すね・ぶってくれ・はらいっぱい・水くぐり・・・・。 無理難題を押しつけてくる王様に対して、 […]

きょうの一冊 【15】

| 2014年1月10日

「ともだちや」 内田 麟太郎 ともだちのいないきつねが「ともだちや」という商売を始めます。 しかし、なかなかうまく友だちになれません。 相手に合わせて友だちのふりをしても、うまくいきませんね。 ところが、おおかみさんのと […]

きょうの一冊 【14】

| 2014年1月4日

「ぐりとぐら」 中川 李枝子 「ぼくらのなまえは、ぐりとぐら・・・。」 子どもたちは、覚えるほど読みます。 のねずみのぐりとぐらは、とてもやさしい子どもたちです。 動物の仲間がたくさん出てきて、 ぐりたちとおだやかでほの […]

きょうの一冊 【13】 

| 2013年12月30日

「小さいおうち」 バージニア・リー・バートン 半世紀近く愛され続けるロングセラー絵本です。 古典と読んでもいいのですが、 いつまでも子どもの心をとらえ続ける作品です。 静かな田舎の丘に建つ一軒の小さいおうちが主人公で、 […]

きょうの一冊 【12】 

| 2013年12月24日

「じごくのそうべえ」 作・絵: 田島 征彦 この絵本は、関西弁で読んであげて下さい。 ちょっと難しいかもしれませんが 、もともとは、桂米朝さんの「地獄百景」という落語の話です。 子どもたちは、大笑いです。 何回も読んでほ […]

ビート―警視庁強行犯係・樋口顕

| 2013年12月20日

樋口 顕のシリーズを立て続けに3作読む。 今野敏は、僕と同い年。 樋口 顕も、同い年の設定。 今野敏は、樋口の言葉を借りて 自分自身のことを語っているようだ。 「おれたちは、団塊の世代の後始末をしてきた。」 「安田講堂の […]

きょうの一冊 【11】

| 2013年12月17日

「したきりすずめ」 文 石井 桃子 画 赤羽 末吉 昔話は、絵本よりも語り聞かせ(ストーリーテリング)の方がいいと考えます。 でも、なかなか覚えてお話してあげるだけのゆとりのない方も多いでしょう。 そういうとき、やっぱり […]

きょうの一冊 【10】

| 2013年12月10日

「たんじょうび」 「こねこのぴっち」 ハンス・フィッシャー この絵本を紹介するとき、 どうしても「ぴっち」のかわいい絵をぬきにしては語れません。 子どもたちは、かわいい動物たちが大好きです。 特に子ねこは、子どもだけでな […]

「疑心」

| 2013年12月8日

今野敏の「隠蔽捜査シリーズ」の№.3   唐変木の警察署長が活躍する。 きれいな警察キャリアのお姉さんに心を奪われて 葛藤する姿がおかしい。 最後の奥さんの一言も、なかなか。 こんなの書いたら、読むおもしろさが […]

「思い出のとき修理します」

| 2013年12月4日

谷 瑞穂の作品。 タイトルに惹かれて読んだが 微妙だなあ。   このごろ、軽いものしか読めなくなっている。 「純文学は死んだ」 と言われて久しいが、 重いなと思うものを読めない。   読みたい本が多す […]