一斉授業の何がわるいねん

Posted By on 2014年6月13日

「一斉授業」という言葉の嫌いな人たちがいる。

一斉授業をしたら、まるで、

子どもたちが自ら学ぼうとしたり

生き生きと考えたり

できないかのように言う。

それは、その先生にそういう一斉授業のできる技量がないだけ。

 

若い先生たちには、まず、ふつうに一斉授業のできる力をつけなさいと言っている。

いろいろな個性的な学習方法を使って

なるほどと思わせる授業をしている先生は、まちがいなく、一斉授業をふつうにできる技量を持っている。

教材研究の力

子どもを理解する力。

授業を構成していく力。

子どもとのコミュニケーション力。

こういう力を持たないで、形だけ何かの指導法を踏襲しても

大したことはできない。

 

こんなこと書いたら、

「僕はできています。」

と、反発する人もいるだろう。

でも、できているかどうかを判断するだけの能力がなければ、

安易な自己評価で終わってしまう。

そういう力を一斉授業の中で身につけようと言っているのだ。

 

ただし、単調な一問一答をくり返しているだけの一斉授業は

もはや、それ自体が子どもにとっての罪になる。

 

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