家庭のヒドゥンカリキュラム ⑥

Posted By on 2014年3月8日

◆ 声のトーン

赤ちゃんに怒鳴り声で対していた方は、いらっしゃいません。

確かに、子どもたちは悪魔で怪獣みたいなものです。

時には、虫たちみたいなものです。

汚すし、うるさいし、あばれるし、

口答えするし、腹立ちますよねえ。

でも、子どもはいつまでも、みなさんの赤ちゃんで、その記憶は永遠に失われるものではないんですよ。

ご自分の声のトーンや大きさをご存知ですか?

一度、録音してみられたらいいんですよ。

家族と一緒の時間を数時間。

家に独りでいるときに録音しても、一言も残らないでしょ。

独りでいるときに、ずうっとしゃべっていたら、怖いですねえ。

で、録音したら、ご自分がどんな声で話されているかがよく分かりますよ。

大声や高い声は、不快なんですよ。

 

落ち着いた声が一番人にひびくんです。

赤ちゃんに大声で話すお母さんは、ふつうは、いません。

いたら、それがDVですよね。

そんなのは、ヒドゥンカリキュラムでもなんでもありません。

ただの虐待です。

昔、みなさんは、全員、落ち着いた声で赤ちゃんに話しかけていたはずなんです。

忘れてしまいましたか。

 

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