「Love means never having to say you’re sorry」親塾№16の1

Posted By on 2013年1月14日

親塾で話したことを少し書いていく。

いつものように、話原稿をそのまま載せる。

今回は、まずは、映画の中の「愛」について語った。

 


「ある愛の詩」という映画がありました。

エリックシーガルの原作で、みなさんが赤ちゃんだったころに、一斉を風靡した映画です。

実は、この映画と「ロミオとジュリエット」は、

映画館で見たのに、見た気がしない映画なんですよ。

なぜかというと、後ろや横の席の若い女の子たちが、

おんおん泣くので、映画に集中できなかったんです。

「わあーん」って、大声で泣くんですよ。そんなのありですか。

みなさんも気を付けてくださいね。

泣くときは、さめざめか、しくしくに、してほしいと思います。

その「ある愛の詩」の映画のサブタイトルは、「愛とは、決して後悔しないこと」でした。


「Love means never having to say you’re sorry」です。

でも、これは、サブタイトルの「愛とは、決して後悔しないこと」という意味ではないですよね。

直訳すれば、「愛は、ごめんなさいって言わないことなのよ。」ということですかね。

このセリフは、死を間近にしたアリ・マックグロウが、ライアン・オニールに言うセリフで、

一番泣かせるとこなんですが、これと同じような言葉が、ラストに出てきます。

最後まで結婚を認めなかった父親が、最後にやってきて、ライアン・オニールに謝るのですが、

そのために二人が苦労をしてきたんですね。だから、息子は父親を恨んでいました。

そのときにライアン・オニールの発した言葉が、

「Love is not to say  sorry」という言葉で、

映画では、「愛とは決して後悔しないことです。」と、父親に息子が言ったことになっていました。

これも、違っていますね。「Love is not to say  sorry」 言い換えれば

、「愛していたら、ごめんなんて言わないもんだよ。」という意味です。

つまり、息子は父親に

「あなたは、今頃謝るけれども、自分を愛していたら、謝るなんてことはなかった。

つまり、あなたの愛は本当の愛だとは、認めない。」

という意味だったんです。

はい。これが一番言いたかったことです。

子どもを愛しているというなら、今、愛していることを分かる形で伝えるべきなんです。

 

 

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