こんなにも心からの思いが
Posted By taga on 2012年7月20日
親塾の感想は、これまでとはまた大きく違っていた。
内容が内容だったから、よけいにそうなんだろうが、
みなさんの心の中からの言葉というものが並んだ。
ここまでおっしゃるのは、そういう思いがわき出てこられたんだなあと
思わされる。
かなり掘り下げたメッセージも、あえて匿名公開しても良いということだから
できるだけ、その思いを生かしたいと思う。
そこで、二日間2回に分けて、できるだけ多く掲載する。
全員の感想ではないが、一つ一つが重い。
■ 実際、今考えると、私もいじめをしていたと確信しています。
その子は歩行も真っ直ぐできずですが、普通クラスで一緒に机を並べていました。
今、子の親となって思うと、がんばって運動会で走り、
指も不自由ながらノートもきちんととる女の子だったので、
尊敬すべきなのに、私はひどい中傷をしたりして、
今、ちゃんとされているかと思い、本当、後悔します。
皆、自分の子がいじめの加害者・被害者となってほしくないと思いながら育てているのに・・・。
どちらに転んでも、しっかりと子どもを守れるように、
戦えるようにならねば、と、切に思います。
■ いつ自分の子どもが加害者になってしまうかもしれない恐怖心があります。
被害者であるより、
自分の子どもが加害者に加わってしまったり、
当事者になったりの方が心が傷みます。
親の方も、みんなが分かっているいじめが
自分だけ気づかない怖さ。
今現在も起こっているかも知れないし、
いつも起こるかもわからない。
きちんと対応できればよいなと思います。
「意地悪」がいつしかいじめに変化するのではないか。
集団になる恐ろしさも知りました。
今日も、お話が聞けて、とてもよかったです。
ありがとうございました。
■ ありがとうございました。
毎日のいじめの報道で、
とても悲しい思い、大人としての責任を感じ、つらく思っていての今日のテーマとなり、
始まりから涙をこらえるので精一杯でした。
感想等、たくさんありますが、
今日は言葉にできにくいです。
周りの大人が子どもたちを護っていけないと、つくづく感じます。
今思えば、次男の小学校生活、多賀先生に出会えていれば、もう少し笑顔が見られたのだと思います。
現在、自分に合った学校に出会え、
「こんなに笑う子?」と思えるくらい楽しそうに過ごしているので、
親が救われています。
子どもが自殺してしまうのでは・・・
と考えながら過ごしたあのころを思い出しました。
私は何も助けてあげられなかったのに
よく乗り越えてくれたと
いつも心の中で感謝しています。
今の子ども社会が心配で不安です。
■ 今日は話しにくい内容でありながら、
先生のお立場からの考えや
いじめに対する取り組み方等を色々お伺いできてよかったです。
子どもはいじめに関係ないだろう、
何の根拠もなく、そのように思ってきました。
でも、よく考えると、
娘の学校での様子、
友人関係を全て把握しているわけでもなく、
加害者、被害者、どちらにもなりうるという考えも持っていなければ、
と感じました。
日頃から、子どもの様子にもっと注意していこうと思います。
■ 「いじめは僕のクラスでもいつあるかわからないから
常に不安です。」
きっと多賀先生のように低姿勢だから、
いじめを発見できるんでしょうね。
子どもとの信頼関係をきちんと築き、
少しでもいじめがない社会になってほしいです。
■ 連日の大津の報道で、
とても悲しい気持ちになり、考えていました。
今回、この時期に、先生のお話がお聴きすることができて、
本当に良かったです。
私も、小学校高学年の頃に少しいじめられたことがありましたので、
いじめられた子どもの気持ちは少しは分かります。
恥ずかしくてなかなか言えませんでした。
自分を護るために「笑っている」。
本当によく分かります。
お話の中で、中途半端な強さを子どもに求めてはダメ、
戦うのは大人であって、子どもではない、
というお話。
全てのお話が心に響きました。
涙、涙、でした。
ありがとうございました。
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