石川晋さんの通信論、読み終えた

Posted By on 2012年7月19日

石川晋さんの

「学級通信を出し続けるための10のコツと50のネタ」を

読み終えた。

 

そんなに時間のかかる本ではないのだが、

自分が本の原稿を書いている時に他人の本を読むと、

自分の意見が混ざってしまうような気がするので、

自著の原稿ができあがるまで止めておこうと思っていた。

それと、もうひとつ 。

堀さんが批判的に書いていたのを読んでしまったので、

しばらく間をおいて、頭をリセットしてから読みたいと思ったから。

 

さて、この本だが、

タイトルの通り、「学級通信を出し続けるため」の工夫が必要な若い先生達には、

ぜひ読むことをオススメする。

明快に書くためのコツが書かれている。

とりあえずこのとおりにやっていけば、

質を落とさずに、出し続けることができるだろう。

 

出すことが目的になっても、若いうちはいいと思う。

 

今、

何を書いたらいいのか、

どう書いたらいいのか、

困っているなら、すぐに買って読むといい。

 

晋さんの、学校のドラマををおうちに届けるという発想は、

大事なこと。

僕は、一番大切にしていたこと。

それを心において、この本を活用してほしい。

 

ただ、この本がベストセラーになると、

僕は悲しいかも知れない。

嫉妬ではなくて、

「こんなことぐらい、分かってるわい。」

という教師が少ないということだから。

 

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