さよなら、甲南
Posted By taga on 2012年4月1日
3月いっぱい、で甲南小学校を退職しました。
31年間勤めた大好きな学校を道半ばで去るのは
断腸の思いです。
いろいろ取りざたされるのは嫌なので、理由を一度だけ、書きます。
精神的な苦痛に耐えられなくなったことです。
ずっとがまんしてきましたが、もう無理かなと思いました。
ここ数年、ずっと考えてきました。
ことあるごとに、邪魔され、攻撃されてきました。
法的な手段も視野に入れましたが
自分の人生の残り時間をそんなことに使いたくは、ありませんでした。
仲間は気にしないでがんばってほしいと言ってくれましたが、
個人の人格を職員会議という場で否定されるに至って、
決意しました。
教室にギターを置いて弾くこともできない。
学級文庫として僕の本たちを並べて子どもたちに読ませることもできない。
そういう中で、自分の教育を続けていくのは、難しいものでした。
「うちの学校には、優秀な教師はいらないんや。」
とも言われました。
僕が子どもや親の立場に立って行動したときに、
「お前は、学校と親や子どものどっちを向いて仕事してるんや。」
と、どなられたこともあります。
そのとき、家に帰ってその話をしたら、家族は、
「それって、あなたに対する最高の褒め言葉よ。」
と、言ってくれました。
その家族が、
「もう、いいんじゃないの。」
と、言ってくれました。
4月からは、ただのプー太郎になってしまいますが、
僕のようなものでも求めてくれるところがあるかも知れません。
体は元気なので、がんばります。
明日から、サンデー毎日です。
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