打点王

Posted By on 2011年10月27日

プロ野球のペナントシーズンが終わった。

50年近くの広島カープファンの僕は、

カープが3位に入れないと思ったときから、あんまり興味はなくなった。

その中で、新井選手が打点王になったことは、すばらしいと思う。

人はいろんなことを言うだろう。

もっとできたとか、

貢献度が低いとか・・・。

彼は、日本のプロ野球を救ったと、僕は思っている。

東北の震災の直後、

人々の気持ちを無視して早期開幕という関係者を説得して

人の心に沿った形でのプロ野球開催にもっていった中心人物は、だれだったか。

あのまま開催していたら、プロ野球離れした人はたくさんいたと思う。

僕はまちがいなく、そうだ。

彼のあのときの真剣な言葉を、思い出してほしい。

あの姿こそ、プロ選手だと思う。

その後、シーズンに入ってからのプレッシャーは、大変なことだったろう。

ただ阪神の4番ということだけでなく、

結果が悪かったら、

「あんなえらそうなこと、やってるからや。」

と、言われる。

それで戦っての結果。

これは、並大抵のことではない。

カープファンの僕だが、今回は、大好きな栗原の打点王取りを応援できなかった。

今年のMVPは、僕の中では、新井選手である。

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