親力 37 親子だから掛け違うこともある

Posted By on 2022年3月17日

※ 親子だから掛け違うこともある
 親子だからこそ、掛け違うことって、たまにあります。
 甘えというのでしょうか。言わなくてもこのくらい分かるだろうという思い込みで、知らない間にボタンが掛け違ってしまうのです。
 「愛情」というものは、目に見えるものです。声として聴こえるものです。
 子どもに対して
「あなたのことを大事に思っているよ。」
と思うだけでは、子どもに伝わらないときもあるのです。
「あなたをこんなに愛しているよ。」
と、見せたことがありますか?
「あなたが大事なんだよ。」
と、直接言葉で伝えたことがありますか?
 そういうことも全然しなくて、顔を合わせれば小言か注意ばからしていませんか?
「早くしなさい。」
「そこ、片づけなさい。」
「宿題、やったの?!」
「何をやってるの!」
「もう!」
こんな言葉ばかりが親の口から出ていたら、子どもはどう思うでしょうか。
 それらの言葉は、全て、子どものことを思って言っているのだとしても、そんな言葉ばかり聞いていて、
「ああ、親は自分を大事に思ってくれているんだなあ。」
なんて、思えるでしょうか。

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