こんな問題にどう答えますか
Posted By taga on 2011年10月26日
十八年前の国語部の新人部会で、僕がけっこう面白いことをやっていたのを、資料の整理をしていて見つけた。
ここに、紹介する。
● 二年生の教科書、「たんぽぽのちえ」の導入。たんぽぽについて知っていることを子どもたちに発言してもらった。
すると、A君が、
「たんぽぽは小さな黄色いのが二十個ぐらい集まっている。」
と言った。周りの子が、
「そんなことはない。」
と、口々に言い、A君は、泣き出しそうになった。
―――こんなとき、どうしますか。
A、「では、何個あるか知っている人?」とたずね、自分たちが本当には何も知らないことを認識させる。
B、「ははは、A君は何か勘違いしたんだね。」と、笑い飛ばして気を軽くさせる。
C、「A君は、目のつけどころが違うね。」と、感心する。
● 次のようなだらだら作文を三年のB君が書いてきました。
「きょう、遠足へ行きました。住吉駅から電車に乗りました。六甲道駅でおりました。たくさん歩きました。山の上でおべんとうを食べてから、おやつを食べました。三時頃、帰りました。たのしかったです。」
―――次のコメントなら、どれがベターでしょうか。
A、B君、たのしかったんだね。先生も楽しかったよ。
B、B君、いろいろ書いてくれてありがとう。この中で一番たのしかったのは、どれかな。教えて下さいね。
C、B君、あったことを、あった順番通りに書いてくれたね。
恥を覚悟で回答します。
自分なら全部Cでやっちゃうなと考えました。
子どもによりますけど。
しかし、きっと多賀先生ならDとかEがあるんでしょうね。
この解説が知りたいです。
と、思いましたが三年生だから作文はBなんですかね?
難しくて悩んでいます。
返事は明日。