学校文化の全否定

Posted By on 2019年4月16日

最近、学校文化を見直そうということが言われる。
それはすべきだと思う。
でも、やりすぎてないだろうか。
卒業式を簡略化しろということを言いすぎる。
長ーい卒業式をずっと子どもたちに堪えさせていくというのは
問題かも知れないが、
少しは子どもが我慢して厳かな儀式の間座っていることは、
ダメなことだろうか。
こういうと、
「発達障害の子どもたちにとっては苦痛ですよ」
と言われるかもしれない。
僕はがまんすることは必要だと思う。
特性のある子どもたちに配慮して、全ての活動を楽なものにすることには反対だ。
その子に応じて配慮すればいい。
練習も長くする必要もない。
しかし、卒業式が厳粛で静かに座っているものであって、何が悪い。
外国ではそんなことはしないという人たちがいる。
「海外では・・・」
「アメリカでは・・・」
辟易する。
ここは日本。
日本の文化があっていい。
文化とは合理的なものではない。
めんどうなものだ。
例えば、建国300年に満たないアメリカの文化と比べて
向こうの方がいいというなら、
移住すればいい。

ともかく、見直しはけっこうだが、
見直し過ぎは問題あり。

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