二期会のコンサート

Posted By on 2011年10月25日

学校で二期会の歌声が聴けるのは

とてもすてきなことだけど、

オペラはどうしても分かりにくいから、小学生には、どうだったんだろうか。

幼い頃、母が買った名曲のアルバムを

なんとなく聴いていた。

こどものレベルでは、「カルメン」と

ヨハンシュトラウス、ベートーベンの「運命」

チャイコフスキーぐらいしか分からなかった。

モーツァルトもショパンもドヴォルザークもバッハも

猫に小判、ブタに真珠だった。

でも、大人になって、いろんなときに

そのときに聴いたものが自分の体のどこかに残っていて、

呼び覚まされるような感覚におそわれた。

オペラも、幼なじみがずっとやっていたので、

ガラコンのようなものをしょっちゅう聞きに行かされた。

ほとんど寝ていたという感覚だった。

それが、いろんなところで目覚める。

分からないなりに幼いこどもに経験させることは、ムダではない。

僕自身が、そう感じている。

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