悪意のシャワー

Posted By on 2018年12月16日

エリザベスサンダーホームを設立し、自らも園長をされた、
沢田美喜さん。
親からも見捨てられ、
一歩外に出るとひどい差別を受ける混血孤児たちを守るため、
彼らを外の世界から隔離した。
悪意や敵視を受けるならば、それらから隔絶して生活させることで
子どもたちの心を守った。
孤児たちには厳しい方だったと言われるが
「ママ」と呼ばれて慕われていたそうだ。
悪意にさらされるならば、
そこから離れた方がいい。
その決意の深さを、最近思うことがある。

特異な行動をとる子どもたちに対して
大人たちが監視をするときがある。
学校では仕方ない面もあるのだが、
怖い目付きで監視をするのは悪意のシャワーにならないのだろうか。
難しいことであり、綺麗事に聞こえるかも知れないが、
愛でつつまないと人は育たないのではないかなあ。

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