リア充にまどわされない
Posted By taga on 2018年4月8日
年度末のリア充投稿には
喜びと充実があふれている。
その年が苦しかった教師には、見るのさえ辛いものだ。
でもね、それが本当にすべてがみえているのかどうかも分からないんだよ。
「子どもたちのサプライズに全く気付かなくて、
とてもうれしかった。」
というような投稿を見ると、
「そのクラス大丈夫なの?」
と思ってしまう。
だって、ほんとにそういう子どもたちの動きに気づけないのなら
陰でいじめが進行していても気づかないんじゃないのかな?
年度当初のリア充投稿にも惑わされる必要はない。
自分の意に沿わないポジションになるときだって、人生にはよくある。
いつもいつも新学期をあでやかにスタートできないときだってある。
僕は、この一年がうまくいかなかったら教師を辞めようと思ったときがある。
でも、そのときに出会った子どもたちが、はちゃめちゃすぎて、
そんなことは吹き飛んでしまった。
四月の当初から、休む間もなくトラブル続き。
でも、今から思えば、その子たちが僕を立ち直らせてくれたのだろう。
教師の仕事がほんとはどういう意味があったのかということは
長い年月を経ないと分からない。
人生の1ページなのだということを頭に置いておこう。
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