国語力
Posted By taga on 2018年3月20日
わけあって「孫子」を読んでいるのだけど
何度も漢和辞典を引いている。
「周」「北」「迂」「雷霆」「徐か」・・・。
やはり、言葉の元の意味を読み解かないと
書かれていることの本質は読み取れない。
久しぶりに、そういう勉強をすると、
なんだか新鮮。
そして、楽しい。
なんでもかんでも辞典を引いているわけではない。
ここの意味が分からないと、
どうも正しく読めないなと思った時に
調べるのだ。
調べるべき言葉を絞り込むのに、読解力が必要になる。
言葉の意味など少々分からなくても読んでいける力も
読解力である。
しかし、ここというところを読み深めるためには
言葉の一つ一つを追求していくことも大切なのだ。
言葉の意味調べを最初の時間に全部してから
授業を進めていくようなことをしていては
絶対にこのような言語姿勢は身につかないだろう。
最近、国語教師としての僕をディスる人たちがいる。
だいたい一斉授業否定論者なんだけど、
その人たちの使っている言葉が曖昧でずれている。
国語力が足りないと感じる。
そういう方に言われたくはない。
まあ、優れた国語力を持った方に国語教師として疑念を持たれたら
辛いだろうなあ。
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