災害への心構え

Posted By on 2016年10月29日

はっきり言おう。
スリッパを履いて教壇に立っている教師に
災害への心構えなど、ない。

そのとき、地震が起こったら、子どもたちを誘導しなければならない。
けがをした子どもがいたら、
背負わなくてはならないかもしれない。
そんなときにスリッパ履いていて、役に立つのか。

僕は必ず上靴を履いていた。
学校ではさまざまなアクシデントが起こる。
とっさに走らなければならないときもある。
僕は何度か血だらけの子どもを背負って走った。

万一災害が起きたら、
自分の足元はそれに対応できるのか。
そんなことを考えたことがあるのだろうか。

「着脱が便利だから。」
「水虫になりにくいから。」
「軽くて楽だから。」
全て教師目線の理由だ。

子どもたちのためにこういう理由でスリッパを履いていると
胸張って言えるものなら、言ってみろってんだ。

スリッパはトイレだけにしろ、と言いたい。

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Comments

2 Responses to “災害への心構え”

  1. 永瀬悟 より:

    クロックスサンダルで避難訓練に参加した校長が、職員から大批判を受けたという近隣校のお話がありました。意識している人はしている…職員室のヒドゥンカリキュラムも大切だと思うのです。

  2. taga より:

    そんな校長もいるんだね。
    職員室のヒドゥンカリキュラム・・・確かに。