教育死語 ②

Posted By on 2016年10月10日

「コア・カリキュラム」
コア・カリキュラムとは、
「学習者の生活上の問題を解決するための学習を中核におき,その周辺に基礎的な知識・技術を学習する課程を配する教育課程」のこと。
デューイとキルパトリックのプロジェクト・メソッドを戦後の日本の教育に導入したもの。
話し合い、協同学習、テーマ、地域との関わりなどといった言葉がキーワードである。
日本でも一時期流行したが、
「這いずり回る経験主義」
と言われ、消えていった。
今、大きく取り上げられている様々な「新しい教育の取り組み」とされているものは、
コア・カリキュラムと似ている。
というか、基本概念は同じじゃないのかなあ。
だから、再び這いずり回らないかという危惧を持たざるを得ない。
アクティブラーニングが二の舞にならないのかという危惧は
常に頭にある。
特にアクティブラーニングに関連させて「デューイを学びなおそう」等という意見を聞くと
どんなかなあと思ってしまう。
失敗したのはなぜかという検証ならいいけれどね。

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