登壇と提案

Posted By on 2016年1月30日

昨日は、若い先生のすばらしいことを書いたが、
別にセミナーで登壇するわけでもなく
ただ自分の実践を積み重ねている。
僕はこういう先生にこそ、教育の未来を託したい。

最近、若い先生が登壇するのを見ると、
違和感を禁じ得ない。

穴だらけで勢いだけの提案であっても、
参加者からは
「すばらしいですね。」
「情熱を感じました。」
等と、褒めそやされる。
登壇者に文句をつけるセミナー参加者はいない。

そうすると、自分に酔ってしまわないか?
ぼくなら舞い上がるだろうなあ。
若い頃って、それでなくても根拠のない自信を持ちがちなのだから。
自分がそうだからと言って
今の若手もそうなるとは限らないが
僕は、危険性を感じる。

若手は提案にするべきだ。
人に問う。批判を受けて、腹を立て
それがエネルギーになる。
そういうことに耐えられない人は
人前で実践など語る資格はない。

About The Author

Comments

Comments are closed.