『まぼろしのパン屋』

Posted By on 2015年9月10日

松宮宏の書き下ろし文庫。
奇妙な話。
寝る前にふとんで読もうとしたのが、失敗。

10時頃に読み始めて、12時過ぎてしまった。
だから、メル前には、難解な本を読むようにしているのに・・・。

3部の短編集。
いずれも食べ物に関係あるが、
関係あるというだけ。

特に『ホルモンと薔薇』は
かなりぎりぎりの話で
書きぶりと人情が気持ち悪くさせないというもの。

花隈と高架下という馴染みの場所がイメージを膨らませる。

『こころの変える場所』は
姫路という土地に詳しい人は、ようく分かる話だ。

でも、表題の『まぼろしのパン屋』は
関東の話。
後味の良い小品、てとこかな。

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