にわか芥川賞評論家

Posted By on 2015年7月23日

ピースの又吉の『火花』
芥川賞の受賞によって、芥川賞そのものが注目されているような気がする。
芥川賞作品を読んだこともない人たちが
いいとか悪いとか言うのは、どうかなあ。

芥川賞作家は、ほとんど残っていない。
新人賞なんだもの。
柴田翔 『されどわれらが日々──』
は、うちに2冊ある。
以下の作家を何人が知っていることか。

津村節子 高井有一 丸山健二 大城立裕 柏原兵三 大庭みな子
田久保英夫 清岡卓行 吉田知子 古山高麗雄
古井由吉 李恢成 東峰夫 畑山博
宮原昭夫 山本道子 郷静子・・・ほとんど知らないでしょ。

おそらく、次の方々は、それなりに知っている人は多いだろう。
丸谷才一は、別のジャンルで有名だ。
庄司薫 『赤頭巾ちゃん気をつけて』 は、僕が思春期の頃にジャストミートしたけど、
中村紘子の才能を磨く方へ行ってしまった。
三木卓 森敦  阪田寛夫 中上健次
村上龍 池田満寿夫 宮本輝
唐十郎 池澤夏樹 新井満・・・風に乗る人ね
小川洋子 辺見庸 辻仁成 柳美里
花村萬月 ・・・・・
だから、又吉が作家として残ったら、それこそ凄いことなんだと思う。

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