見失う子どもたち

Posted By on 2015年7月22日

学校へ行けなくなる。
就職への意欲がなくなる。
家でぼんやりしている。
そういう子どもたちの状態を
親は悩み、苦しむ。

そして、その苦悩が、よけいに子どもたちを苦しめる。

そんな例をいくつも見てきている。
この頃、多いような気がするのは、錯覚なんだろうか。
僕がそういう声に耳を傾けているから入ってくるのだろうか。

子どもがフリーズしたとき、
親との対話を拒否してくる。
こじあけようとして
「どうして?」を連発しても、
ケンカになるだけ。
だって、本人もどうしてか分からないから、苦しんでいるんだもの。

子どもを信じるしかないんだけれど、
いったい何を信じていいのかわからなくなる。
たこつぼ的発想から抜け出せなくなる。

だったらいっそ、親は自分のしたいことをして人生を楽しんだらどうだろう。
子どもにかけている比重を減らしてしまったら、楽になる。
「あなたはあなた。
ママはやりたいようにするわね。」
と言って。
いつも子どもへのチャンネルは合わせながら、
自分の人生を大切にする。
そのほうが子どもも楽かも知れない。

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