女性への暴言

Posted By on 2014年7月1日

塩村議員へのヤジ問題で、

都議会がいかに人権意識が薄いのかを露呈している。

 

この件に対して、一部のネット上で、

他の男性有名人や議員が

女性から言われたことを取り上げて

「こっちは、なんで問題にしないんだ。」

というような主張をしている人たちがいる。

 

情けない気がする。

都議会、いや、日本の議会は、ほとんどが男性。

男性中心社会なのだ。

その中での女性への発言と、男性への発言が同等に扱われるものではない。

男女平等社会に近づいていてこそ、

そういう論旨が成り立つと、僕は思う。

 

落合恵子さんが言ったことを思い出した。

「何百年もの間、虐げられてきた女性が、

やっと少し声をあげたら、小さな所をつつかれる。・・・」

というような話だった。

 

全ての言葉は、その立場と状況において解釈されるべきで、

そこには、日本社会が、女性の進出を妨げてきた土壌も加味されなければならない。

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