一年生は特別
Posted By taga on 2014年4月26日
四月の一年生は
ほんと別格だなあと思う。
まだ教室と言うものになじんでいない。
顔がまだ小学生の顔になっていない。
でも、学校中で一番やる気があって
一番きらきらと輝いている。
気を付けなければいけないのは、
話しをするときでも、
板書するときでも、
どこに基準をおくのかということだ。
文字を全部教わっていないのに、
板書ではすべてのひらがなとカタカナが書いてあると、
違和感がある。
最近の子ども達はみんな一年のスタートからひらがなくらい読める、
という前提で始めているのだろうか。
私学のように、本当に全員が基本のひらがなは読み書きできるという学校もあるだろう。
それならば、いい。
しかし、学習指導要領では、そうなっていない。
全員ができていると確認しながら進めていないと
一年生の始めから子どもが地獄に落ちる。
僕の娘が一年生の時
学校から泣きながら帰ってきた。
「みんな自分の名前が書けるのに、私だけ書けない。」
と言って。
神戸大学教育学部小学校教員養成課程を卒業して二人とも教員の僕ら夫婦には
入学前に字を書けるようにするという発想がなかった。
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