家庭のヒドゥンカリキュラム ⑦

Posted By on 2014年3月10日

◆ 子どもが失敗したとき

子どもが失敗したときに、みなさんは、どうしていらっしゃいますか。

時と場合によるのでしょうか。

子どもは、自分の親は失敗したときは、自分に対してどうしてくれると思っているでしょうかね。

 

例えば、子どもが食事中に、不注意でコップを倒して、食卓が水浸しになったら、

みなさんは、どうなさいますか?

どの子がしたかによる、なんていうのは、先ほどの相手によってぶれることですよ。

 

子どもは「しまった」と思っているものです。

その子どもに対して、

「またあなたは、何度言ったら分かるの」

とか

「もういいかげんにしなさい。注意力散漫なんだから」

と、傷口に塩をすりこむようなことは、していませんか。

しまったと思っている相手に対しては、フォローしてあげないと。

「大丈夫かな、あなたは」

とか

「いいから、いいから、気にしない」

とか言ってもらった方が、効果的だと思われませんか。

 

きっと責められる、攻撃される

そう思っている子どもは、嘘をつきます。

絶対に見つかるまでは言わないようにします。

 

きっとフォローしてくれる親だと思っていたら、信頼して、失敗が話せます。

だいたい、失敗して平気な子どもはいません。

もう失敗した瞬間にがっくりしているんです。

そのときに叱る親か、手を差しのべてくれる親かどうかで、

子どもが変わるのは、当たり前ですよね。

 

About The Author

Comments

Comments are closed.