全部、絶版らしい

Posted By on 2014年1月30日

次回の明治図書のオンライン、

「子どもと保護者の思いを読み解く多賀一郎の教師塾」では、

国語教育の話を書く。

その最後に、参考文献として、僕の本棚にある本たちから

一部を取り出して書いた。

昔に読みあさり、何度も読み返した本たち。

編集者が調べたら、全て絶版だそうだ。

僕はもう古いんだなあと、思わされた。

新しい本もたくさんあるんだけれど、国語関係の新刊本は、

そんなに僕のこころを揺さぶらない。

いろんなことを知らないで書いていることが、分かってしまうから。

つまり、この人は、ゾウのしっぽだけをさわって、

「この動物は細長い動物なんだ」と言っているなと、思うから。

今の本しか読んでいない人には、きっと、下記の本たちは読みにくいだろうと思う。

 

(下記・・・元の原稿の通り)

 

★ 参考までに僕が読んできた基本的な学びの本をいくつかあげましょう。

明治図書から出ているものだけを、僕の本棚から取り出しました。

もう絶版になったものがほとんどです。

いずれも骨太の本で、読みやすい本ではありませんが、さまざまなグループ、ジャンルから選びました。

「井上敏夫 国語教育著作集 4 生活読みの理論と実践 (Ⅲ)」

「双書 4 作文指導の体系化と創造的展開」 瀬川栄志

「一読総合法による説明文の読解指導」 林 進治

「読みとり指導」 白井 勇

「明治図書選書7 授業にとって『理論』とは何か」 宇佐美寛

「教材解釈と授業展開 国語科授業選書」 氷上 正

「教育的認識論入門 ものの見方・考え方」西郷 竹彦

「国語科重要用語300の基礎知識」 野地 潤家 編

「対話能力を磨くー話し言葉の授業改革―」 高橋俊三

「作文指導の理論」 高森邦明

 

http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/tagajuku/?id=20131133

 

 

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