文芸研の先生のご講演
Posted By taga on 2013年8月25日
日小連でうかがったお話。
まさしく文芸研そのものというお話だった。
若い先生たちに聞いたら、
「もう一つ分かりませんでした。」
と、正直な答えが返ってきた。
そりゃあ、そうだろうなあ。
文芸研の理論的な話を中心に聞いたら、
教職一二年目の先生には、分かりづらいだろう。
「こんな言葉が分かったら、意味が分かるんじゃないのかな?」
と、いくつかのキーワードを示したら、
「そうです。これがもう一つわからなくて・・・。」
と言った。
・同化と異化 ・類比と対比
・演繹的手法 ・メタ認知 ・・・・・
僕には分かるけれども、若い先生には分からない。
これは勉強不足なのではない。
まだ知らないだけ。
具体的に説明してあげたが、辞典を引いても授業とつなげては分かりにくい。
僕、文芸研の本をたくさん持っているし、
授業で使ってきた。
子ども達とのやりとりを通じて、僕の中で消化されたものもあれば、
取捨したものもある。
だから、同じ話を聞いても若い先生たちと違っているのは当たり前。
講演というのは、どういう先生たちに向かって話をしていくのかが難しいんだなあと
改めて、思った。
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