「教材分析から授業へ」

Posted By on 2013年6月18日

西宮で話したこと。

原稿そのまま。

◆ 教材分析をする

教材を分析しているうちに、

教えたいこと、教えなければならないことが、たくさん出てきます。

教材と教師自身との出会いを密にする、濃くすることが、国語では大切です。

そして、国語の授業は難しいと言われるのも、そこにポイントがあるんですよ。

国語では、文章の教材研究をしながら、

授業に直結していかないような、もやもやとして曖昧な時間というものがあるんだと言うことです。

でも、その時間に教師は国語の力をつけるんです。

国語の力のない教師は、いずれみじめなことになると、僕は思っています。


① 教材との出会いを密にする

さて、教材分析をしていきながら考えていきましょう。

五分間、教材文を読まれて、いろんなことを書き込みしてみてください。

何度も読んでこられた先生もいらっしゃるでしょうが、

改めて読んで、五分間、いろいろと書き込みをしてください。

頭を五分間、フル回転させてください。

五分後

では、具体的な教材分析の話に入りましょう。

今、みなさんは集中して教材と付き合ったのだから、

少し教材のことが分かりかけています。

子どもも一緒です。五分間でも、真剣に付き合ったら、

何か月も離れてみているよりも親しくなるでしょう?

それと同じです。

 

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