なぜか火がついた

Posted By on 2013年6月3日

僕はあんまり他人をライバル視することはない。

人は人、自分は自分という感覚だから。

人と比べるよりも、自分が何をしているかということの方が重要だから。

 

ところが、珍しくライバル意識を持たせる人に出会った。

下関の福山憲市さん。

僕より少しだけ若い実践家だ。

中村健一さんは、「多賀さんと福山さんの共通点が分からない」と言うが、

共通点は、ないだろう。

全く違うタイプの教師だと思う。

しかし、これは、僕だけが思っているのかも知れないが、感覚が似ているのだ。

それは、授業のため子どものためならば、どんな方法でもやってやる、という感覚かなあ。

それとも、一つの方法を信奉して他を認めないという狭量な感覚ではないからかなあ。

いや、何よりも、授業のことを考えていたら楽しくて仕方ないというところかなあ。

それだけじゃない。何かがよく似ている。

それが僕に、凄い刺激を与える。

勝ち負けなんてないのに、「負けられない」という気持ちにさせる。

一度も会ったことがないのに。

 

僕は、自分の目で直接見た人しか信じない。

でも、彼は口先の人ではないというのが分かる。

ともかく、面白い。

 

ということで、「一日三冊ずつ本を読む」という福山さんに引かれて

本の量が増えた。但し、振り返りの本をはさんでいる。

だから、「国語教育」なんかも古いものを読み返しているというわけである。

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