「23分間の奇跡」  

Posted By on 2013年3月15日

19回の親塾で読んだ本

「23分間の奇跡」

ジェームズ・クラベル  青島幸男 訳

 

この本は、元東京都知事で

「あおしまだあー」なんてギャグを言っても、もう通じないが、

クレイジーキャッツの脚本などを書いていた、青島幸夫さんが訳したもの。

わずか23分間で反発していたはずの学級の子どもたちが、

全員、新しい先生を指示し、

これまでの思想をがらりと変えてしまう。

それも、強制や体罰を使うわけではない。

ある意味、おそろしい話で、

洗脳というものは、必ずしも暴力を伴わないことを現している。

このとき、先生が使った手法は、教師が子どもたちを指導していくときに時々やっているものだ。


教壇に立つものは、

ここに表現されたことを自分の教室で起こしていないか、

どこかで内省をもたなければならない、

と僕は思う。

 

 



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