達人セミナーⅥ、多賀一郎講座の感想から
Posted By taga on 2011年8月4日
※ 僕の講座の感想については、一言ずつ言葉を返したいと思う。一方通行にならないために。
なお、ブログに載せる許可を頂いた感想だけを、載せている。
○ 思春期の子どもも手ごわいのですが、それにきちんと向き合わない、迎合してしまう親の方が、むしろやっかいかなと感じています。
――もちろんそうだけど、実際に教師が相手にするのは、子どもたち。僕なんか、親に嫌われていても、子どもとの関係は作れていることなんて、しょっちゅうあります。
○ 絵本が衝撃的でした。最後まで追いつめられると、こんなに淡々となってしまうのか。しかし、そういうものなのかなあと思い、なんともいえない気持ちになりました。自分にも息子と娘(まだ小さいです)がいますが、思春期までの関わり方が、思春期をどうのりこえていけるかにつながっていくのだと思いました。自分もぶれずにドーンとやっていきます。
――ぶれる教師が多すぎて、子どもたちはそれをちゃんと見ていると思います。
○ 大人になれない大人。子どもが子どもを産んだような親。理屈ではないいちゃもんクレーマーモンスターと呼ばれる一部保護者・・・。
きっと思春期のくぐり方のどこかに相当なつまずきがあったのでしょうね。
拝聴後は、思春期の子どもたちを預かる学校にはびこる研究テーマの在り方にものすごい違和感を持ちました。
――研究テーマは、先生にも子どもたちにも本当にプラスになるものに変えていかねばならないと、僕も思っています。
○ 思春期の子どもたちというテーマ、すごく興味がありました。自分の思春期時代が頭によみがえってきましたし、六年生の子どもたちのことも、ずっと考えながらお話を聞かせていただきました。
――若い先生は、子どもたちに近いということを利点にしてほしいと思います。
○ 先生のお話をうかがう度に、自分の中で「教師としてまだまだな自分」が浮かび出て来ます。教師として、大人として、身に付けなければならないものがたくさんあることを実感して、だからこそ、勉強しようという気が起きます。覚悟が常に求められる職業だと改めて気づかされました。ありがとうございました。
――僕も「教師としてまだまだな自分」だと本当に思っています。この仕事に到達点はありません。「成功」という言葉のない仕事です。「決意」がいりますね。
○ 子どもが思春期に入って、「わー大変だなあーどうしよう」ということがたくさん出てきているので、とても参考になりました。溢れるほどたくさんの言葉を頂いたので、噛みくだいて理解を深めたいと思います。どういう姿勢で子どもと接していいのか模索中の毎日です。講座の内容をまずよく考えてみたいと思います。ありがとうございました。
――一つ二つ、参考にしていただければ、話したカイはあると思います。
○ これまでの自分の対応を考えてみて、「あっ」だめだったかもと思いながら、聞きました。子どもたちを何とかしたいと思って、子ども側に下りていきすぎていた気がしました。ぶれずに子どもと向き合うことを常に考えていき、2学期がんばりたいです。
--ぼくもがんばります。教師はベテランも若手も同じ条件でスタートを切りますから。
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