感受性ということも考えてほしい

Posted By on 2013年2月5日

体罰議論の中で、

昔と今との違いがよく述べられる。

 

そうだよ。

昔と今では、教師のおかれている立場も

子どもの耐性も、全部ちがう。

 

もっと考えてほしいことは、感受性ということ。

アレルギーって、すごく増えているでしょう。

あれは、人間の感受性が強くなってきて、いろんな因子を取り入れて拒否反応を起こすこと。

現代人は、そういう体になってきているのかも知れない。

 

その視点から、子どもの心を見たときに、

心の感受性も強くなってきているような気がする。

これまではなんともなかったようなことにも、

感受性が強いから拒否反応が出る。

 

それが、ひきこもりや不登校にもつながる。

ときどき引きこもった人の口から

「何という理由はないんだけれども、なんとなくずるずるとなってしまった。」

という言葉を聞く。

昔はそんなことでは傷つきもしなかったようなことで

傷つく心があるということだ。

 

この感受性ということは、一つ、考えておくべきことだと思う。

About The Author

Comments

Comments are closed.