パワハラ対策

Posted By on 2012年9月15日

先日、関西授業づくり研究会なるものに参加した。

タイトルが気になって。

「企業のパワーハラスメント対策に学ぶいじめへの対応」

 

講師は、メンタルヘルス対策の促進員をしていらっしゃる谷口恒夫さん。

 

いろいろと話を聞きながら、複雑な思いがあったが、

きちんと学ぶということは大事なことだなと思った。

 

心に残った言葉だけを書く。

○ 企業におけるパワハラの実態

職場内の優位性を背景に、業務の適性な範囲を越えて

精神的身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる。

 

職務上の地位や影響に基づき、相手の人格や尊厳を侵害する

言動を行うことにより、その人や周囲に身体的精神的な苦痛を与える。

 

○ パワハラ行為の実態

・ 私生活の干渉    ・ 暴言

・ 部下への非難を言うミーティングを上司が行う

(もっとたくさんあったけど、自分に引っかかったものだけ)

 

○ パワハラの原因で、個人の資質・性格に原因があるもの

・ ストレスの解消手段

・ コンプレックスの解消手段

・ 単なる好き嫌い

(そういうことか)

 

○ パワハラによる企業の損失

① 個人の心の健康を害する  ② 環境の悪化

③ 士気低下 ④ 生産性の低下

⑤ 能力開発ができない ⑥ 人材流失

⑦ 企業イメージ悪化

(なるほど、その通り)

 

○ 「教員が健全にならないと、教育は健全にならない。」

(この言葉は、ほんと、その通りだなあ)

 

僕は講演よりも、その後の質疑応答の方が良かった。

谷口さんのお人柄が出ていたから。

僕は、いつも、人の話を聞きながら、

その人のお人柄を思う。

どんな人間が言っても正しいことは正しいが、

心のない人間から人を守る話を聞いても嘘っぽいから。

この方は心がある。

弱者への優しい視線がある。

だからといって、企業側の論理にも理解がある。

「パワハラ対策は、企業と労働者の双方に利のあることです。」

という言葉にも、心が入っている。

全部終わってから数分だけ話させて頂いた。

いつかコラボできたらいいですねと、お話できて良かった。

 

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