アンケートの開示に思うこと

Posted By on 2012年8月27日

オリンピックの盛り上がりも

少しずつ静かになってゆくに連れて、

大津のいじめ事件を中心にした話題も、

再び大きくなっている。

 

各地で「アンケートを開示するかどうか」が

問題になっている。

 

僕は、アンケートにたよるやり方は

大きな危険性を伴うと考えているが、

開示かどうかは、まず、これを開示しても良いかと、

子どもに聞いたかどうかが、大切であろう。

 

アンケートを採る時点で、

どの範囲までの人々がこれに目を通すのかは、

明示するべきだ。

 

一般の人に開示して良いと答えたものだけ、

開示すれば良い。

 

さらに、そのアンケートを見た学校が、

どういうことに使うのかということも、明示するべきだ。

 

「開示」「開示」という追求のかげに

子どもの心情と人権(加害者を護るという意味ではなく)を

置き忘れていないだろうか。

 

書いたものをどう扱うかは、

大人の判断。

ではないだろう。

 

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