卒業式の重み

Posted By on 2012年3月10日

卒業式は、

めんどうであっても、重厚な演出が必要だ。

震災でできなかった卒業式を、

なぜしたいのか。

なぜそのことに心を寄せるのか。

遺影だけでも参加したいのは、なぜか。

そう考えたときに、卒業式の重みというものが明らかになってくる。

昔、公立の校長が卒業生を壇上にあげて、フロアーから卒業証書を差し上げるということをされた。

新聞にも載った。

尊師岡田崇先生が激怒しておられたことを覚えている。

「そんなことして、卒業証書を軽いものにしていいはずがない。」

簡略もときには必要だが、

卒業式は重みのあるものでなくてはならない。

もらう子どもたちが、その重みをずっしりと感じるものであるべきだ。

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