ひょうごのゆう勝コメント

Posted By on 2012年1月22日

都道府県対抗駅伝で兵庫チームが優勝した。

 

それは、地元のことだから、うれしい。

 

それよりも、そのコメントが心にひびいた。

監督も、アンカーの竹沢選手も、

「東北へ思いを届けたかった。どうしても、今年は、優勝したかった。」

と、語った。

 

テーマに合わせてきれいごとを言っているのではない。

 

この街に生きて、

あの17年前を経験したら、

素直にそう思う。

 

あのとき、街を歩けば涙があふれた。

愛する街は、どうなってしまうのか、と思った。

 

再開した喫さ店に行って、

「お久しぶりです。」

と、マスターに言ったら、

手を合わされた。

 

街角で、

「生きてたん、よかったねえ。」

とハグする人たちが、いた。

 

そして、「更地」という

哀しいことが、至る所にあふれていた。

 

確かに全ての人たちが復興したとは言えないかも知れない。

でも、

この街は、立ち上がっている。

 

それは、どうしても東北に伝えたいことなのだ。

その「熱さ」を、コメントに感じたのは、僕だけだろうか。

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Comments

2 Responses to “ひょうごのゆう勝コメント”

  1. やまかん より:

    ゴールしたときの様子だけで目頭が熱くなりました。皆さんからの支援をいただき,その思いがひしひしと伝わり,ただただ感謝だけです。ありがとうございます。素敵な神戸の町を,再興したことをよいモデルにさせていただき,自分でやれることをやりたいと思い始めています。
    神戸にも,大阪にもまたぜひお邪魔しますm(_ _)m

  2. taga より:

    やまかんさん
    今度は、ゆっくり飲みましょう。
    仙台へも、また、行きます。